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ハブの編集履歴

2024-04-28 12:16:36 バージョン

ハブ

はぶ

クサリヘビ科ハブ属の毒蛇の総称。またはその一種のホンハブのこと。

特徴

クサリヘビ科ハブ属の毒蛇の総称。


一般にはその一種のホンハブ(本波布:Protobothrops flavoviridis)を指す。ホンハブは日本最大の毒蛇であり(全長2~2.5mになる)、且つもっとも気が荒く危険な毒蛇のひとつである。


他にはヒメハブOvophis okinavensis)、サキシマハブProtobothrops elegans)、トカラハブProtobothrops tokarensis)等が知られている。


夜行性で、昼間は穴に隠れている。草むらや河原、人家の庭、樹上などありとあらゆるところに住み付いている。琉球諸島では台風避けに石垣を組むが、この石垣の隙間にも好んで住む。ねずみなどの小型動物を食べる。


毒は強く、噛まれると死亡する危険性もある。口を開けて長い牙を露わにした後、頭を振ってそれを叩きつけてくるため、沖縄ではハブに「噛まれた」と言わず「打たれた」と表現する。


野外での天敵は猛禽類アカマタナミヘビ科マダラヘビ属の大型の蛇)など。


また、ハブを退治する為マングースが沖縄に導入されたが、マングースはハブを捕食することはほとんどなく、土着の生態系を撹乱する事態になった(詳しくはマングースハブとマングースの記事を参照)。


肉は美味で食用にハブを狩る人もいる。また、泡盛に漬け込んでハブ酒を作る。


分布

1.ハブの分布|沖縄県公式ホームページが詳しい。


トカラ列島

小宝島 宝島 - トカラハブが分布。小宝島周辺の無人島については情報不足につき不明。

トカラ列島の他の島々(悪石島以北) - ハブ類の分布は確認されていない(2024年4月時点)。


奄美群島

ハブ、ヒメハブが分布している島が多い。ハブ類の分布が確認されていないのは喜界島沖永良部島与論島(2024年4月時点)。


沖縄本島周辺

沖縄本島および橋で繋がっている島々 - ハブ、ヒメハブが在来種として、サキシマハブ、タイワンハブが外来種として分布。

伊平屋島伊江島渡名喜島久米島渡嘉敷島 - ハブ、ヒメハブが分布。

伊是名島津堅島久高島粟国島座間味島- ハブ類の分布は確認されていない(2024年4月時点)。


大東諸島

ハブ類の分布は確認されていない(2024年4月時点)。


宮古諸島

ハブ類の分布は確認されていない(2024年4月時点)。


八重山諸島

石垣島西表島外離島内離島小浜島竹富島黒島嘉弥真島 - サキシマハブが分布。

新城島 - 情報不足につき不明。

与那国島波照間島由布島鳩間島 - ハブ類の分布は確認されていない(2024年4月時点)。


尖閣諸島

情報不足につき不明。


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