注意
pixivの仕様上、タグを設定する際に「カイ」のみの登録、もしくは「カイ」「ポケモン」と分割するような登録をすると、他の「カイ」と混ざってしまうばかりか、検索時にカイリキー、カイリュー、カイオーガ等を引っ掛けてしまうため、埋もれやすくなってしまいます。
特別な理由が無い限りは、タグは必ず本記事通りの形で登録するようにしてください。
概要
初登場は『Pokémon LEGENDS アルセウス』。
英語版の名前は「Irida」。
シンジュ団の長を務める少女。一人称は「わたし」。
生真面目かつ男勝りな性格をしており、ヒスイ地方の広大な大地を恐れぬ心を大事にしている。
それゆえ、コンゴウ団の長であるセキの方針を快く思っておらず、たびたびいがみ合っている様子が確認できる。
初めは主人公を疑るような動向を見せるも、キングを鎮める際に力を借りたことで、主人公に信頼を寄せるようになる。
どうやら長の座を継いでから日が浅いらしく、ユウガオやガラナ、ハマレンゲといった年長のキャプテンたちに支えられながら、立派な長になろうと努めている。
口調も当初は勇ましい口調で話していたが、徐々に等身大の少女のような口調で話していたあたり、素の性格は後者であり、団長としてのプレッシャーから威厳を見せようと必死に努力していたことがうかがえる。
素の性格は素直で優しいもののミチコという集落の住民曰く、友達は少ないらしく、周囲には軽くあしらわれがちでシンジュ団をどう導けばいいのか明確なビジョンがないのが悩みである。
どこか頼りない印象があり、実際まだ未熟なカイが長を継ぐ前に一旦別の者を長に据え、成長を待った後に長に任命すべきではないかと就任前に議論されたとシンジュ団の集落で聞ける。
まだ長としては成長途中であり、セキが既に長としての頭脳や器が完全に身についていたのとは正反対である。
容姿
赤と白を基調とした露出度の高い服に、同じく赤色をした大振りなカチューシャとサンダル、小型の浮き輪のような装飾品を合わせるという、南国感溢れるスタイル。
「ORASハルカ」あたりと並べても遜色ない出で立ちで、寒冷地ゆえ厚着、それも時代がかったデザインばかりなヒスイの地ではかなり異彩を放っている。
しかもシンジュ団の拠点はそのなかでも極めて寒い純白の凍土(現シンオウ地方ではキッサキシティやエイチ湖にあたる場所)である。
露出度に関しては、ストーリーの終盤で上には上がいることが判明するが。
劇中でも「寒くないのか」と問われているが、彼女自身は相当寒さに強い体質らしく、逆にかなりの暑がりで火山に来たときには完全にへばっていた。
また、装飾品には団名を意識してか、真珠のような物体をはめ込んでいる。
「メガリングのよう」と形容されることもあるが、編集時点でメガシンカの使用例は無い。
身長は主人公よりも高いが、作中では「少女」と呼ばれる年齢であるらしい(主人公の年齢の方が周囲が判断した歳よりも低い可能性もある)。
スレンダーな体型ではあるものの、そのセクシーとも言える見た目からファンアートでは実際よりもグラマラスに描かれる傾向がある。そうかと思えば新たな胸ミームを使って必要以上に薄さが強調されることもあるなど、毀誉褒貶が激しい。
手持ちポケモン
他媒体
雪ほどきし二藍
最終話で、声無しでのEDカットでのみ登場。
彼女のトレードマークとも言える髪飾りが、ガラナから手渡しでプレゼントされた事が判明している。
また、本人も仲間からの嬉しい贈り物に、年頃の女子と変わらぬ喜んだ表情を表していた。
膝にはイーブイが寝息を立てて休んでおり、彼女のパートナーである事と同時に、後のグレイシアに進化する個体である事を彷彿とさせる。
ポケモンマスターズ
2023年6月2日実装。セキとはほぼ同時である。
チーム全体を強化できるマスターバディーズで、こおりタイプを強化するゾーンと、あられを同時に展開できるテクニカル。
あられ時には、味方全体の技威力をあげる等のパワーアップを発生させる。
ストーリーでは、原作でも同様時空の歪みが発生し、それに対処する様子がうかがえる。
南方の人工島であるパシオは彼女にとって暑すぎる模様。
トレーナーズサロンで新密度をLv100にするとブースターとのバディも解禁されるのだが、いよいよ暑さで大変なことになっている。
一方で、「EXカラー」ではグレイシアを意識した白地に濃淡ブルーの色合いに変わり、やや涼しげに見える。
2024年3月15日開催の「『だんす』の力!」では時空の裂け目で迷い込んだヒスイゾロアークと新たにバディとなる。
当初はヒスイゾロアークと上手く息が合わず、人に怨みを持っていると聞いていたのでヒスイゾロアークの心を開けないのかと落ち込みかけたが、メリッサとダリアに励まされた後に笛を吹いたところ、その音色を聞いたヒスイゾロアークが喜んだのを見て距離が縮まりバディとしての絆を結ぶ。
その際、ダンスに合わせてヒスイゾロアークを模した、より現代感の増した服を着ている。
余談
中国語(繁体字)版の名前が「珠貝」であることから、名前の由来は真珠貝。
もしくはウルシ科の落葉高木カイノキ。
また、世界という二文字のうち、空間を意味する「界」と掛けられている可能性がある。(もう片方の「世」は時間を意味する)
現時点で誰の祖先になっているかは不明。
「ヒスイの夜明け」において、主人公から力試しの施設の話を聞いた際は「じゃあ私は挑戦者の力を認める側をやりたい」と語っていることから、本編におけるジムリーダーやバトル施設関係者の誰かの祖先である可能性が浮上した。
しかし、どの説も憶測の域を出ていない。