「ぼくたちは、じつは革命ということばのかっこよさだけでついてきたんです。」
「お願いです、ああ…許して下さい」
「許せだと?ふん、我々の掟を破りその上…我々の秘密を聞いて許せると思うか!やあっ!!」
注意点
この記事には、R-18Gに関する内容が含まれます。
気分が悪くなった場合は速やかに閲覧をおやめください。
革命的な概要
ゲッターロボサーガ版(漫画版)無印ゲッターの悪名(褒め言葉)の8割ぐらいを占める神隼人初登場エピソード。
(え?残り2割?恐竜帝国のイモリ(仮)に寄生された息子を自ら焼き殺す早乙女博士かな?)
団体のリーダーである隼人は、小学生で既にIQ300の天才、フィジカルは中学生にて体操で鍛え「スーパーマン」と呼ばれる少年隼人が思春期の末に辿り着いたのは当時流行だった『学生運動』の革命闘士だった。
因みに隼人の初期の活動は、「本当に」問題のあった学校運営に対してのものと明記されてあり、当時の右翼・左翼とは関係が無い。
その後で名前を売るために暴走しかけていたのがあの場面である。
(なお、ヘルメットに書かれていたグループ名からすると、むしろ極右の可能性まで出て来てしまうが、左派・右派両属性を出しての打消しの可能性もあり得る。)
しかし、天才にして鬼才の石川賢氏の『イシカワ世界(イシカワワールド)』の主要人物たる隼人の指揮するグループが学生運動の範疇で収まる訳も無く、学校相手の闘争の末に校舎を一棟占拠。
そして遂には、(日本政府の)大臣暗殺計画の拠点に変えた挙句、グループの統制の為に厳格なルールによる恐怖政治が敷かれた触れてはならないやべーエリアへ変えてしまった。
これこそが、『隼人の校しゃ』章である。
団体崩壊
襲来する恐竜帝国により学生に大量の被害(巻き添えに近い)を出した。(尚、この時のグロ描写は早い内に単行本で一部カットされていたほど。)
学生たちが亜人に人食いにあうという削除ページ(学生の生首乱舞、頭部輪切り、四肢欠損、)から続くグロさ等で、隼人は錯乱失禁嘔吐し鼻っ柱を折られる事になる。(「動揺しすぎだろうw」という人は虐殺ページから見てみようね!)
メカザウルス襲来とゲッターロボでの応戦により、隼人が(拉致に近い形で)ゲッターチーム入りした事で組織はフェードアウトしてしまう。(その後、隼人は反発する様子も無く竜馬らと共に戦っている。)
末路
その後、実は団体は衰退・学生運動から完全に逸脱したまま存続していたが、最終的に若気の至りのツケをあまりにも酷い方法で支払わされることになる。
かつての仲間達の成れの果てである魔王鬼を隼人は涙ながらに「いとこと昔の友だち」である事を竜馬達に明かし、「やつらを追いつめた責任は自分にあるのかもしれない」と後悔の念にかられる。
…それは、かつて自分の仲間を目だ!耳だ!鼻!!した男が真っ当な人間性を取り戻した何よりの証だったのかもしれない。
そして、隼人も自ら魔王鬼にトドメを刺す事で、かつての暴走のツケを支払う事になるのであった……。
余談
TVアニメ版『ゲッターロボアーク』完結後のニコニコ動画における一挙放映では、隼人の最期を真面目に深く追悼する視聴者が集まっていたのだが、早乙女研究所に於ける彼の防衛戦のあまりの凄まじさの格上ぶりに、『隼人の校しゃ』に掛けて『隼人の研究じょ』とのコメントが嬉々として溢れかえった。
(敵地であるリュウ族戦士三人の片目、片耳、鼻一部を損壊させ武装解除、二度目に襲ってきた時には瞬殺と言う流石にある程度の慈悲心も見せるが最終的には容赦せず)
関連イラスト
2021年8月現在、pixivでは主にパロティ1ページ漫画が投稿されている。