概要
『バイオハザード:デスアイランド』(Resident Evil: DeathIsland)とはカプコンのバイオハザードシリーズを原案とした全編フルCGアニメーション映画である。
また前作『バイオハザードヴェンデッタ』のキャラも引き続き登場しているのでヴェンデッタの地続きとなっている。音楽は近藤嶺が担当。
『バイオハザード: インフィニット ダークネス』を担当したスタッフを再集結して制作されている。
トレーラーには『5』以降の時系列に全く登場していなかったジル・バレンタインも登場することで話題となった。
今作では25周年を記念してかシリーズ初となるナンバリングの歴代主人公達が一堂に会するある意味オールスター作品となっており(一部のメインキャラクター達を除いて)、ジルとレオン、クレアとレベッカといったゲーム内では一切絡みが無かった人物たちがコンビを組む。
なお、平成末期以降の作品としては珍しく英語音声・字幕版のみでの上映となったが、公開直後の9月にデジタル配信、10月にはソフト化され、その際に日本語吹替版も収録される。
2023年7月7日の上映開始に先がけ、同年5月19日よりコミカライズ版が「COMICHu」にて連載されている。コミックスは単巻(全9話)。
ストーリー
アメリカ大統領直属のエージェントのレオンは、機密情報を握るアントニオ・テイラーを拉致した武装集団の車両を追っていた。だが突如現れた謎の女の妨害に遭い、犯人たちを取り逃がしてしまう。
一方、対バイオテロ組織「BSAA」のクリスは、サンフランシスコを中心に起きている、感染経路不明のゾンビ発生事件を担当していた。
調査の結果、ウィルスの被害者全員がある場所を訪れていたことを突き止める。
そこは、かつて刑務所として使用されていた監獄島・アルカトラズだ。
島へ調査に向かう為、クリス一行はフェリーへと乗り込む。
登場人物
映画はほぼ声のみ出演だが、漫画版のレオン潜入エピソードではしっかり登場する。
アントニオ・テイラー
今作のキーキャラクターである研究者。
『ヴェンデッタ』の敵勢力「アグア社」の生き残り。
今作の敵首謀者。ラクーン事件生還者で、当時はアンブレラ部隊として戦った元民間軍事会社の義勇兵。
JJ(CV:増田俊樹)
ウィリアム(CV:平川大輔)
ザック
関連動画
予告編
予告編(日本語吹替版)
外部リンク
関連タグ
ヘヴンリーアイランド:「○○アイランド」を冠した外伝作品繋がり。
バイオCG映画時系列順
バイオハザード ディジェネレーション⇒バイオハザード インフィニットダークネス⇒バイオハザード ダムネーション⇒バイオハザード ヴェンデッタ⇒本作
時系列
年 | 日付 | 出来事 |
---|---|---|
1998年 | 7月22日 | 黄道鉄道事件 |
7月23日 | 洋館事件 | |
9月 | Gウイルス争奪事件、追跡者(ネメシス)投入、アウトブレイクによるラクーンシティ崩壊。 | |
11月 | シーナ島事件 | |
12月 | アンブレラ南極基地崩壊 | |
2002年 | オペレーション・ハヴィエ、スペンサーレイン号ジャック | |
2003年 | アンブレラ終焉 | |
2004年 | 米大統領令嬢誘拐事件、テラグリジア・パニック | |
2005年 | ハーバードヴィル空港バイオテロ、テロ組織ヴェルトロ復活? | |
2006年 | スペンサー邸突入作戦、ホワイトハウスにおける謎のハッキング事件 | |
2009年 | キジュジュ自治区バイオテロ | |
2010年 | フィロソフィー大学バイオテロ | |
2011年 | 東スラブ独立運動、テラセイブメンバー拉致事件 | |
2012年 | マルハワデザイア、ヘヴンリーアイランド、イドニア紛争 | |
2013年 | 世界規模のバイオテロ | |
2014年 | 血塗られた復讐の物語 | |
2015年 | “アルカトラズ島で謎のバイオテロ” | |
2017年 | ルイジアナ州における謎の失踪事件 | |
2021年 | クリス・レッドフィールドがウィンターズ家を襲撃 |