「皆様に恩寵があらんことを。」
プロフィール
人物
トリニティ総合学園の部活「シスターフッド」を取りまとめる中心人物。
真面目で聡明な性格であり、不干渉主義を貫いていた独立集団シスターフッドのリーダーとして政治力も持つ。
浦和ハナコのことを高く買っているが、その真面目な性格故に彼女の突飛な言動に困惑することが多い。
実はかなりのスイーツ好きのようで、ミラクル5000と呼ばれる限定ケーキに気を取られたり、贈り物で好感度が高くなるアイテムがお菓子類だったりと意外な一面を覗かせている。
キヴォトスに伝わる「古代語」(ラテン語と思しい言語)を読める技能を持っている数少ない人物でもある。
多くの生徒から信頼を集める一方、真面目すぎるせいで世間の流行や常識にはかなり疎い様子。さらにお堅い印象を与えがちなシスターフッドの長であることも相まって「堅苦しい」「気難しい」「怖い」というイメージを持たれていることを少々気にしている。
彼女自身は、何かと暴走しやすいトリニティ首脳陣の中でも珍しく、気性が穏やかで温厚な性格をしている。
そのため絆ストーリーではイメージ打開のために奮闘することになるのだが、端から見れば盛大にズレた行動に出てしまい、先生達の腹筋にダメージを与えていった(本人は至って大真面目なのだが)。もはや別人レベルにぶっ飛んだ内容のモモトークは必見。わっぴ~!しかもこのネタ、2.5周年で登場した新曲の合いの手でサクラコ(加隈亜衣)自身が言ってる始末。そんなに気に入ったのか…
シナリオ内での初登場はメインシナリオvol.3 「エデン条約編」。
先生と補習授業部が窮地に陥ったところにシスターフッドの部員を連れて救援に現れる。
トリニティ内の内乱が収まった後は事実上機能不全に陥ったティーパーティーのナギサ、救護騎士団団長の蒼森ミネと共にトリニティの行政を取り仕切ることになる。
イベント「どたばたシスターと古書館の魔術師」ではサクラコの与り知らぬところで、危うくとんでもない大恥をかく寸前となる。
またイベント内のある騒動中に、突如として現れたケーキ屋が無料で配り始めた大人気の限定ケーキに周囲の人間が殺到した折には、事態の収拾をつけなければいけない立場にもかかわらず「私ですら食べたことがないのに…!」と歯噛みするなど、本人は一貫して真面目だがコミカルな立ち位置で登場する。
この話の地続きになるイベント「隠されし遺産を求めて~トリニティの課外活動~」においては、騒動の一端となったウイがしでかしたことを元に"ある依頼"をするのだが、話を付けるために行ったのが「人目に付かぬ所までウイを連れ出してシスターフッドの監視下での話し合い」と、やってることは誰の目から見ても"拉致"そのものであった(本人としては"特別な場を設けた"だけのようだが、やってることはサブタイトルの通り『拉致』である)。
最終編ではアリウス分校で発見した、ある情報を先生に伝えようと連邦生徒会主催の会議に参加したが、先生が不在の上、ろくに会議が進まないため伝えることができなかった。
その後、トリニティとゲヘナの境界付近に出現した虚妄のサンクトゥムの攻略に当たるのだが、その際の服装があまりにも衝撃的でかなりの話題を呼ぶことになる(後述)。
彼女のヘイローの形状に角らしき物がある事や、服に車輪の意匠がある事から、ケルブがモチーフだと推測されている。
2023年1月のアップデート以降、立ち絵が変更された。
衣装
通常版
「聖堂の仕事…ですか?大丈夫ですよ。日程の調整は済ませております。」
ウィンプルと金のエングレーブをあしらった白のフリルが付いたショートスカートのワンピーススタイル、少し透けたサイハイソックスと黒のブーツが彼女の正装。
部下であるマリーより布面積は減ったものの、そこは長い歴史を持つ組織の長故かヒナタから比べればだいぶ落ち着いた服装である。
が…。
ユスティナ聖徒会の礼装
「……ええ。これが私の覚悟です。」
最終編で登場。元はエデン条約編での、事件解決後のアリウス自治区調査で発見された、シスターフッドの前身である、かつてのユスティナ聖徒会長が残したもの。
要は「複製されたユスティナ聖徒」が着ているハイレグレオタードとほぼ同じもの。
「ユスティナ聖徒会長の意志を継承する決意の証」として、本人は大真面目に着てきたのだが、あまりにも場違い&際どい衣装に一同が驚愕。普段下ネタを連発しているあのハナコでさえ、誰もが思っていたことを捲し立てるように勢いよくツッコんだ(だがお前が言うな)。最終的にハナコも便乗して水着になったが…
締まらない空気とそれにマリーが突っ込む中、第4サンクトゥムの攻略は始まることに…
なお、この時流れるBGMは彼女のテーマ曲として有名な「Unwelcome School」。
実は4th PVでサクラコがこの服を着ていることは(後ろ姿だけだが)きちんと描写されている。しかし、まさかこんなシリアスな場面で着てくるという予想外の事態に画面の向こう側の先生達も驚愕したことだろう…本人としては大真面目なのだろうが。
余談だが、あまりの際どさに恥ずかしがったマリーがその衣装を着せられているファンイラストも多数見られる。ここには載せられないので各自で調べること。
あまりにインパクトのある登場だったことや、このときに「私の覚悟」と言ったことから、一部で、この際どい衣装を着る行為を「覚悟」と言われるようになってしまい、ミーム化した。 → 覚悟礼装
アイドル版
「この歌声、皆様に届いておりますか?」
イベントSerenade Promenadeにて登場。
トリニティ謝肉祭でのアイドルイベントに出場するために着用。
シックな色合いでありながら、フリルの装飾やミニハットで正統派のアイドルらしい可愛らしいデザインとなっている。
彼女が普段から頭に着用しているウィンプルを外した姿もこれが初。
シスターフッド内でも非常に人気のようで、中には熱狂的なファンもいる模様。ただ何かと誤解されやすいところは相変わらず。
通常衣装での表情に加え、新しくコユキを彷彿とさせる囧な表情が追加されている。
武器
固有武器は「浄化の織り手」。銃器のモデルはタボール(TAR-21)。
タボールの由来であるタボール山は「イエスの変容」があった山とされている。
徹底的かつ敬虔に手入れされている銃で、所有者であるサクラコ以外には触れることすら難しいという。
☆2まで限界突破する事によってパッシブスキルに神秘特効が加算されるようになるため、説明通り「徹底的かつ敬虔に」育成する事でようやく真価を発揮すると言える。
性能
通常版
「恩寵に感謝を。」
初期レアリティ | 攻撃 | 防御 | 役割 | ポジション | クラス | 武器種 |
---|---|---|---|---|---|---|
☆☆☆ | 神秘 | 特殊装甲 | STRIKER | MIDDLE | アタッカー | AR |
EXスキルは敵1体に対してダメージ及び集中放火状態を与え、30秒間自身の通常攻撃に追加ダメージを付与する。
コスト4の単体EXでありながら倍率は最大でも625%と控えめだが、後述のサブスキル効果により特殊装甲限定で200%ほど威力が上昇する。とはいえこのスキルの真価はあくまで通常攻撃バフなので威力に関してはそこまで気にするものではない。
ノーマルスキルは40秒毎に攻撃速度の増加。
サクラコは通常攻撃が火力の要であるため腐ることのない良スキル。ただし立ち上がりが少々遅いことだけは注意。
パッシブスキルは攻撃速度の増加で、前述の通り固有武器の凸で神秘特効が加算されるようになる。
現時点で特に条件なしで神秘特効を持てるのはサクラコのみであり、オンリーワンの性能といえる。
条件付きであれば体操服ユウカとメイドアリスが所持している他、正月カヨコが他の神秘キャラに付与することは可能だが。
サブスキルは特殊装甲の敵を攻撃時、最大で9.1%の追加ダメージを付与するというもの。
追加ダメージは攻撃1HIT毎に適用されるため手数型のサクラコにとっては表記以上の強化となる。
各スキルの性能を見て分かる通り、とにかく通常攻撃で継続的にダメージを与えていく置物特化の性能となっている。少なくとも固有武器を☆2まで限界突破しないと真価が発揮できないため育成コストは高めだが、育て切れば対特殊装甲用の優秀なダメージディーラーとなってくれる。
アイドル版
初期レアリティ | 攻撃 | 防御 | 役割 | ポジション | クラス | 武器種 |
---|---|---|---|---|---|---|
☆☆☆ | 爆発 | 重装甲 | STRIKER | MIDDLE | サポーター | AR |
数多くの生徒が実装されたブルアカにおいて初となる「スペシャル生徒に会心値と会心ダメージ率の強化を行う」対スペシャル生徒バッファー。
ブルアカにおいて前衛を担うストライカー生徒が基本的なダメージソースとなるが、総力戦の一部では後衛のスペシャル生徒を攻略の要とする編成があり、アイドルサクラコのEXスキルは普通では補強しにくいスペシャル生徒への強化担当となる。
その他、サブスキルも自身とスペシャル生徒の会心ダメージ率を強化するもの。水着サキや水着カンナのスペシャル生徒の"攻撃力強化"サブスキルと競合しないため、併用することでスペシャル生徒の火力を更に強化させることも可能である。
余談
地上波デビュー
2023年2月7日に「どたばたシスターと古書館の魔術師」の復刻とサクラコの実装(と、声優が加隈亜衣と決まったこと)が発表されたのだが、そのことが翌日のTBSの朝のニュース番組「THE TIME,」でバズったワードの第8位として取り上げられた。その際にブルアカの紹介もされている。なお、メモロビ画像はTBSが空気を読んだのか比較的センシティブでないものが掲載されていた。
わっぴ~!
実装されてからすっかり彼女の代名詞となった決め台詞?だが、「ワンダー・ファニー・ハーモニー」では何度リテイクがあったか分からなくなるほど録り直したそうで、「正解の『わっぴ~!』が分からず模索した」とのこと。
おばあちゃんムーブ
通常版の絆エピソードで身の回りのこと以外は他のシスターが賄ってしまうため表に出ないことから俗世間の事に疎いことを憂いでいたが、後に主役級ポジションとなった「Serenade Promenade」において「セルフレジやポイントを利用していない」ような発言をし、更には2歳下でしかないマリーを「若者」として扱うなど、妙に年寄りじみた発言をするようになってしまった。
なおその場に立ち会っていた自分と同い年のミネ団長も同類として扱った事で彼女からツッコまれた。
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