「も、もう帰っても良いですか……?」
プロフィール
人物
トリニティ総合学園3年生で、図書委員会の委員長。
「古書館の魔術師」と言う異名を持つ、古文書の解読・修復のエキスパート。作中でもほぼ原形を留めていない状態から完全な状態まで短時間で復元する神業をやってのけている。とある話では粉砕されたアンティークの復元もできるような話もされていたが、それがウイを指しているのか、それとも噂に尾ひれがついたものかは現時点では判然としない。
普段は古書館に籠もって(というよりほぼ住み込みで)古書の解析・修復・管理をしている(その為ユーザーからは「臭そう」と言われることもしばし)。
古書に対する愛着は人一倍で、古書を「物」としてではなく「この子」等と呼んだりとまるで友人や我が子に対するそれのように「ひとつの存在」として扱い、とても大事にしている。
普段から外界との接触を積極的に図る方ではないが、完全に遮断している訳ではなく、たまに読む新聞などを通して先生の存在や活躍も把握していた。またそれもあってか、初対面から先生には一目置いていた様子。
所謂、陰キャと形容できる人物像で、引きこもり気味。狭くて暗いところを好むインドア派。明るいものや眩しいものが苦手。徹夜で作業することも多く、目の下にはクマの様なものが見える。
人間不信なところがあり、基本的には疑り深く攻撃的。有象無象の生徒たちを見下してすらいる部分もある。陰謀論者的なところもあり、特に黒い噂の絶えないシスターフッドには偏見を持っている。そのせいで誰に対してもつい疑いの目を向けてしまう。
こういった排他的で暗い自身の人格には本人も思うところがあるらしく、ヒナタや先生とお近づきになってからは、少しずつではあるが変えていきたいと思っている。
普段は物静かだが、リアクションは大げさで騒がしい質。特に動揺した時は汚い悲鳴を上げ、様々な顔芸を見せてくれる。
本の修復に必要なためか、考古学分野への造詣も深い。またその過程で慣れているせいか、廃墟など普通なら不気味がるものにも偏見なく接し、死体なども平気。
ただし考古学者ではないため、学術的な意義よりも、当時の人々の想いを大切にするなどロマンチストな一面もある。
修復作業の際はチェーン付きの金縁の丸眼鏡をかけているようで(おそらく遠視)、コンセプトアートにもなったイベントCGや報酬家具の専用モーションで彼女が眼鏡をかけている姿が見られる。
普段から薄暗い古書館にいるためか、後輩の円堂シミコが定期的に日を入れるのだが、その際は日の眩しさにびっくりしている模様。また2周年記念動画では、害虫駆除日に締め出され、慣れない屋外で挙動不審な姿を晒しているほか、(ウイ曰く)スクールカースト上位の生徒に挟まれていたたまれなくなり、逃げ出している。
ちなみに、古書館に宿泊施設は無いようで、普段はソファーをベッド代わりに夜を明かしている。また先生に件のソファーを使わせるに際して、臭いを気にしていたなど、あまり清潔な身なりであるとも言い難いようだ。
アイスアメリカーノが好物。遠出する際も常に持ち歩いている。
SDには反映されていない上に根暗な雰囲気から小柄なイメージがあるが、身長は165cmと意外と長身。女性の平均身長が150cm台後半と考えると、目線一つ分高い。
ヘイローの形状は時計がモチーフと思われる。
彼女が初登場するイベント「どたばたシスターと古書館の魔術師」では、劣化で粉々になった聖典を目の当たりにした時、埴輪顔で大激怒した(現時点では1回しか登場していない激レア差分)。
その後、聖典の修復に必要な素材と、トリニティ上層部でも入手がかなり困難と言われた限定ケーキ(特に好きなわけではなく、面倒ごとを持ち込まれた腹いせに、嫌がらせで無理難題を吹っ掛けた)を持って来て欲しいと先生とヒナタに依頼する。
事件を通してヒナタとは気安い関係となるが、同時に彼女の陽気にあてられて苦しんでいる。
ヒナタに対して割と過保護になったようで水着イベントでは彼女がシスターフッド上層部に何かされるんじゃないかと心配している。
衣装
水着
イベント「隠されし遺産を求めて~トリニティの課外活動~」にて登場した姿。
ザ・引き篭もりな彼女がなぜ水着を? と思う先生もいるかもしれないが、どうやら「どたばたシスターと古書館の魔術師」でのストーリーラストにてこっそり経典のコピーを作成していたことがバレ、それをダシにシスターフッドから無人島にあるユスティナ聖徒会の遺跡調査を依頼され、それに便乗した浦和ハナコに着せられた結果。
また、水着は黒ビキニとかなり大胆なものとなっているが、これはウイ本人の意思ではなくハナコが選んできたもの。
ハナコ曰く「も~っと可愛い水着」も用意されていたらしいのだが、そちらは丁重にお断りしたようだ。
武器
固有武器は「ボリュームサプレッサー」。モデルは、英国製の特殊作戦用消音ライフルであるデ・リーズル カービン。
周囲が騒音が大きくなってきた際に対象を静かにさせるために用いるらしい。
性能
通常版
「ふぅ…まったく」
初期レアリティ | 攻撃 | 防御 | 役割 | ポジション | クラス | 武器種 |
---|---|---|---|---|---|---|
☆☆☆ | 爆発 | 軽装備 | STRIKER | BACK | サポーター | SR |
EXスキルはウイ自身以外のストライカー1人の攻撃力増加と、EXスキルの消費コストを2回使用するまで半減させるというもの(元のコストが奇数の場合は小数点以下切り捨て)。
このコスト半減効果が非常に強力で、ヒナや同時期に実装されたヒナタ等のコストが重いアタッカーにとってはまさに天恵。
また、一度バフを付与すれば2回まで効果が持続するため、STRIKER生徒二人分のコスト半減をループさせる事ができる。これにより高コストのアタッカーを2人起用するといった戦略を取ることも可能。
ただし、コスト半減と同時に付与される攻撃力バフは倍率が低く、コタマやヒマリ等が持つ高倍率バフEXの後に重ねがけしてしまうとウイの低倍率バフで上書きしてしまい非常にもったいないことになる点は注意。ウイ→他バッファーであれば問題ないので順番には気をつけよう。
また、スキルレベルが初期のままだと消費コスト5と重く燃費が悪いため、コスト3になるスキルレベルMaxでの使用が推奨される。
コスト半減に関してもココナや水着シロコの持つコスト減少とは重複せず上書きしあうため注意。彼女達と同時編成する際はEXのタイミングや付与する相手を意識しよう。
コスト変動型のスキルに対しては最低コストの値を参照するようになっているため、増えた分のコストを減少させることはできない点にも注意が必要(例として体操服ハスミのスキルコストは3~5で変動するが、どの値になっていても最低値の3を参照するため-1の効果しか得られない)。
なお、残りのスキル3種に関してはウイ自身の火力を上昇させる物だがサポーターである彼女には無用の長物であるため、育成リソースが溢れて仕方ないという場合でもない限りはレベル1のまま放置で問題ない。
戦略の幅を大きく広げてくれることからあらゆる場面で運用できるが、ウイのEXスキル効果を最大限に活用するにはバフ対象となった生徒のEXを2回使用しなければならないため、短期決戦には不向き。そういった場合は戦闘開始時に即コストを回復するシュンや半減効果が1回だけの代わりにコストがウイよりも軽い正月フウカを起用すると良いだろう。
余談だが、本人の気質に反し、戦地適正は圧倒的に屋外が高い(むしろ屋内戦は極端に低い。調度品を気にしてしまうのだろうか?)。
水着版
「用意しておいて、正解でした……」
初期レアリティ | 攻撃 | 防御 | 役割 | ポジション | クラス | 武器種 |
---|---|---|---|---|---|---|
☆☆☆ | 貫通 | 弾力装甲 | STRIKER | BACK | サポーター | SR |
水着版でも相変わらず前線に引っ張り出されており、優秀なサポーターとして他の味方を支援する。
EXスキルは自信を中心とした円形範囲内にいる味方4人を自身の元に移動させ、貫通特効を最大70.1%増加させる。
招集範囲はかなり広く、何らかの原因で陣形が滅茶苦茶にでもなっていない限り味方全員を呼び寄せることが可能。また、対象人数が4人となっているため、T.Sクラスのアタッカーも召喚中であれば対象となる。
ノーマルスキルは後述するサブスキルで取得可能な専用状態「手がかり」を3つ入手時、ストライカークラスの味方全員の貫通特効を最大28.9%増加させ、所持していた「手がかり」をすべて消費する。
このノーマルスキルと前述したEXスキルの効果を組み合わせれば最大で99%もの貫通特効を味方に付与できるため、かなり優秀なものとなっている。
ただし、こちらのバフはあくまでストライカー生徒限定であり、EXスキルとは違いT.Sクラスの生徒には付与されないため注意。
パッシブスキルは攻撃力の増加で、固有武器の限界突破でHPも増加させる。あまり強化優先度は高くないが、サポーターかつBACKポジのウイは耐久が脆いため、少しでも粘らせたいときはレベル上げを検討すると良いだろう。
サブスキルは自身を除く味方がExスキルを2回使用時、自身の攻撃力を最大で22.6%増加し、「手がかり」を1個獲得する。
前述のノーマルスキル発動のためには水着ウイ以外のEXスキルを合計で6回使用しなければならないため大変そうに思えるが、味方全体のコストを軽くしておけば意外とあっさり条件を達成する。
通常版とは違い汎用性はなくなったものの、貫通専用バッファーとしてはこれ以上ない逸材。
イオリやカズサといった特効未所持アタッカーはもちろんのこと、自前で貫通特効を所持しているミカとも相性抜群。
限定故に復刻がない限りお迎えができないのがネックだが、無事引き当てることに成功した時は育成して損はないだろう。
なお、通常版では屋外Sだったのに対し水着版は屋内Sとなっている。一刻も早く古書館に帰りたいが故なのだろうか…。
余談
悲鳴
驚いた時に文字通り素っ頓狂な声を上げるのだが、中でも編成画面で摘んだ際に出す「ヘアァッ!?」という悲鳴は特に強く印象に残るためよくネタにされる。ちなみに水着版ではさらに進化する。
なお、ミチルやシズコとは違い普段の喋り声はそこまで特徴的なものではなく、あくまで叫んだ時だけインパクトのある声音になる。
ASMR
『ブルーアーカイブ』のASMR作品第4弾として、ヒナと共に、DLsite専売で発売された。
関連動画
PV
水着版のPV。ナレーションはウイ=後藤沙緒里と、ヒナタ=日高里菜。
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