∞いろは
いんふぃにっといろは
概要
救いを求める魔法少女に、明日を与える力を身に付けた少女。
三位一体となって成立したこの姿の中には、目には見えないふたりの姿が隠されている。
普段は他の少女たちと共同生活を送って慌ただしく過ごしているが、その理由はわからない。
魔法少女として
幸福な魔女を模した衣装を着ている。神を思わせる純白のドレスを纏い、腰には八卦鏡を模した飾りが付いており、それを中心として全身を無数の宝石が取り巻き、白い虹とでも呼ぶべき姿となっている。ドッペルとエンブリオ・イブの翼が融合した結果、その背中には黄金の天体測量器のような形状の翼が展開している。
武器は黄金に輝き弓部分には宝石がはめ込まれたクロスボウで、通常時はこのまま光弾を発射するが、マギア発動時には杖に変化する。
その神々しい姿からもわかる通り、いろはが妹とともに全てのキモチと融合した、言ってしまえば新たなイブであり、そしてアルティメットまどかに次ぐ新たな円環の理である。
その存在自体が、かつて里見灯花たちが考案した、エンブリオ・イブと小さいキュゥべえを利用した自動浄化システムの権限そのものとなっており、これにより外宇宙からの侵略者が人類から浄化システムを奪うことが不可能になった他、神であり人である彼女は、これから全ての魔法少女たちにとっての真の希望として、人類の永遠の平和を願い続けることだろう。
ゲーム上の性能
ステータスが全体的に高く、味方全員に自動回復とマギアダメージ上昇を永続的に付与できる。
また、ドッペルで自身にヴァリアブルを付与できクエストのみ自身は精神強化でMPを大回復できる。
ディスク構成
Accele | Blast(縦方向) | Blast(横方向) | Charge |
---|---|---|---|
×2 | ×1 | ×1 | ×1 |
最大ステータス
レアリティ | レベル | HP | ATK | DEF |
---|---|---|---|---|
★4 | Lv.80 | 26,866 | 8,236 | 8,100 |
★5 | Lv.100 | 33,168 | 10,168 | 10,000 |
★5(精神強化済み) | Lv.100 | 38,168 | 12,168 | 13,168 |
★5かつ精神強化を全て行うと、各数値の下3桁が「168(いろは)」で統一される。
コネクト「私たちが思い描いた明日へ!」
レアリティ | 効果 |
---|---|
★4 | HP自動回復[Ⅷ](3T)& 攻撃力UP[Ⅷ]& 防御力UP[Ⅷ] |
★5 | HP自動回復[X](3T)& 攻撃力UP[X]& 防御力UP[X] |
マギア「集結の百夢」
レアリティ | 効果 |
---|---|
★4 | 敵全体に属性強化ダメージ[Ⅴ]& デバフ&状態異常を1回無効 & HP自動回復(味全/3T)& 状態異常解除(味全)& 蘇生 |
★5 | 敵全体に属性強化ダメージ[VII]& デバフ&状態異常を1回無効 & HP自動回復(味全/3T)& 状態異常解除(味全)& 蘇生 |
ドッペル「喚呼のドッペル」
レアリティ | 効果 |
---|---|
★5 | 敵全体に属性強化ダメージ[IX]& デバフ&状態異常を2回無効 & HP自動回復(味全/5T)& 状態異常解除(味全))& ヴァリアブル(自/3T)& 蘇生 |
アニバーサリー限定キャラとしては初のドッペルである。
EXスキル「明日への架け橋」
魔力開放 | 効果 |
---|---|
HP自動回復[Ⅱ]& マギアダメージUP[Ⅱ](味全/∞) | |
最大 | HP自動回復[III]& マギアダメージUP[III](味全/∞) |
開幕時にスキルが発動する。
専用メモリア「なんでもない運命の悪戯」
それは、変わらない日常の中で起きたちょっとした変化
ただ、足元に石ころが転がってきて蹴っただけ
それでも運命は大きく変わることになった
死ぬか…生かすか…それほどの違いが未来で待っている
基本データ
レアリティ | ★3 |
---|---|
タイプ | スキル |
装備可能 | ∞いろは |
イラストレーター | 都筑禰己 |
ステータス
レベル | HP | ATK | DEF |
---|---|---|---|
Lv.1 | 521 | 0 | 441 |
Lv.40 | 1,302 | 0 | 1,102 |
スキル「アクセルドロー」
特殊能力 | 効果 | 発動ターン |
---|---|---|
通常 | Acceleドロー | 5 |
限界突破 | Acceleドロー | 4 |
活躍
メインストーリー第2部『集結の百禍編』
第11章『喜びと悲しみの終幕流転』
終盤、諦念に駆られキモチに支配された氷室ラビを救うべく心に入った際この姿になる。
第12章『結ぶ永久の彩り』
鏡の魔女を倒すべく、再びこの姿になろうとするも小さなキュゥべえをコピーに殺されてしまう。
作戦が失敗に終わり、やがてういを含む大勢の仲間達や自分達が救おうとした者達も次々と命を落とし、過去に移動する鏡も壊されて完全に希望が潰え、絶望のうちに自らも命を落としてしまう……
しかし終盤、このままバッドエンドと思った瞬間佐鳥かごめの葉っぱが突然光りだし、「小さなキュゥべえが殺される直前」にまで時間が逆行。まさかの出来事で記憶を保持したまま復活した彼女たちは、今までに起きた出来事を過去の自分に伝えた事で小さなキュゥべえが守られ、作戦は成功した。
(以降後述)
期間限定イベント
下記の魔法少女ストーリーとは別にもし皆が魔法少女にならなかったら有り得た日常を体感する。
メインストーリーの該当シーンである第11章の振り返り部分にて彼女のAIが登場した。
魔法少女ストーリー
∞いろは
- 第1話「戦いの終わりは虹色」
- キモチの石が集まり、今日はどのように魔法少女の話を広めるかをユニオンの皆で話し合う日だがいろは本人はおとぼけさんで、星座占いも最下位。
- 今や魔法少女同士の争いは終わり、魔女になる事もない平和な日々。グループの垣根を超え、魔法少女達は交流を深めており、みたまもフォークロアの皆も笑顔だった。
- 「これが、私たちの望んでいた未来」
- 第2話「振り向けば闇色」
- しかしこの日常をかなえやメルと言った死者が生きられない現実に直面し、彼女達がいた過去に縋ろうとした瞬間、いろはとうい以外の人の動きが止まってしまう。
- 小さなキュゥべえの案内でフェントホープに向かうと、マギウスの三人が話し合っており、過去を振り返った人の時間が止まる事が判明。そしてマギウスの時間も止まってしまった。
- 「私たちは過去を追っちゃいけないんだよ」
- 第3話「先は自在の無色透明」
- とうとう世界そのものが止まり、そこにキモチが現れ今までの出来事が再生される。
- そして真実が明らかになる。本編にてういと小さなキュゥべえが全キモチを受け止めた際、キモチの力と共に魔法少女達の望む幸せが具現化した「いろはとういと小さなキュゥべえの世界」こそが本ストーリーの舞台であり、灯花とねむが言った通りいろはとういが未来に進む事を止めたのが原因だった。
- ひとまずいろはとういは家族や仲間達と幸せな日常を送れる世界を満喫し、同じ日々を繰り返すのではなく同じような日々を続けられるよう現実に戻り、場面はいろはがキモチに支配されたラビを救おうとする所まで戻る。
- 「この理想が現実でありますように」
余談
正式な名前が判明するまでは、これまでの円環の理であるアルティメットまどかに倣って「アルティメットいろは」と呼ばれていた。他にもキモチと融合したことから「キモチいろは」、さらに略して「キいろ(黄色)」や「キモは」なども。
ホーリーマミのような存在だと思われたのか、「ホーリーいろは」と呼んでいた人もいた。
正式名称が判明してからも「いろは」と言う名前+「アルまど」という略し方に準じる形で「イろは」や「インろは」という略し方が出てきている。
表記揺れとしてインフィニットいろはというタグがある。
アルティメットまどかには「女神まどか」という愛称があり、それに倣って「女神いろは」と呼ぶ人もいる。
関連タグ
マギアレコード 環いろは 環うい 環姉妹 てんこ盛りフォーム 最終決戦仕様
アルティメットまどか…円環の理の先輩。ちなみに初代アニバーサリー限定魔法少女でもある。
決戦いろやち 小さなキュゥべえ まどか・いろは…歴代アニバーサリー限定魔法少女(いろは関係)。
※メインストーリー最終章終盤ネタバレ注意!
鏡の魔女/みこととの最終決戦の最中、鏡の魔女の力をその身に取り込み、鏡を通して歴史に埋もれた魔法少女達の悲しみを目の当たりにする中、偶然過去に遡る力によって『本来存在しないはずだった』自分の運命が分岐した瞬間を見て、いろはは初めて自分に秘められた本当の能力を悟った。
魔法少女の傷は愚か衰えた魔力や壊れかけたソウルジェムすら修復できたのも、結菜との決戦で暴走したキモチを元に戻したのも、そして上記の鏡の魔女の戦いで全滅した瞬間に突然時間が逆行して形勢逆転に至ったのも、単なる『治癒能力』で解決するようなものではなかった。
いろはの本当の固有魔法は『巻き戻し』。『対象を回復させる力』ではなく、『対象の時間を戻す力』だったのだ。
上記の通りかごめの葉っぱが過去に飛んだのも、本人が意図せず発動した能力によるものだったのである。
最後に果てなしのミラーズや数多の魔法少女の呪いを内包し、ウワサとなった魔法少女を人間に戻すも、その多すぎる人数に魂が耐えられず、代償として灯花、ねむ、ういとともに、他の人から視認されなくなってしまう。
それでも膨大なエネルギーを消費し、世界中に自動浄化システムを広げた事で呪いも消えていった。
彼女もまたかつて神となった先代と同じように、『魔法少女たちの希望』という概念となって姿を消したのであった。
スタッフロールによると、その後はいつか魔法少女の存在を上手く世間に広めるべく、うい&灯花&ねむと共に世界中の魔法少女の記録を集め続け、『マギアレコード』という場所で管理しているという。
また、これまで散々悪事を働いてきたキュゥべえだが、いろはの遺言によって赦され、魔女化を利用したエネルギー回収は叶わないものの絶滅は回避し、改めて人類との共存の可能性が模索されている。
ピュエラ・ヒストリアではソウルジェムが自動浄化システムと繋がっており、過去の魔法少女の記録も集めたいのに身動きが取れない状態だったが、ねむが作った「魂の器」で空間ごとソウルジェムを過去まで転送してもらった。しかしその影響で自身の概念が崩れそうになり、浄化システムもろとも消滅の危機に陥る。
そして万年桜のウワサとねむの手引きで魔法少女達はいろはが巡った6つの時代に遡り、いろはの概念を回収することとなる。
なお灯花もいろはと紐付くウワサなので倒れてしまった。
女神の復活
過去の時代に飛んだ魔法少女達のお陰で復活でき皆と再会できたのも束の間、象徴の魔女の本体にやちよごと取り込まれてしまい、多くの魔法少女の凄惨な過去を見せられ心身共に消耗していく。
そこで過去の魔法少女達に力を与えつつ、再び過去の時代へ飛べる鏡を作り、やちよを過去へと飛ばし彼女は魔法少女の未来を切り拓くほどの力を得て現代に戻り、魔女は討たれる。
自動浄化システムは無事戻り、マギアレコードの管理は灯花とねむに委ねられたが、マギアレコードと繋がっているいろはは世界中の魔法少女の声が少しだけ聞こえるようになったという。
(実際、イラストでは目に映る景色が宇宙になっている。)
こうして、数々の失態を犯した言えども少女は自分達を待ち続けていた仲間達の元への帰還を果たしたのだった。
しかし、この先に新たなる波瀾は起きうるのだろうか…?