プロフィール
概要
実家は武家。甘えん坊な性格を直すために、父・武衛の策略で修行の旅に出されていた。その道中、乱太郎達と知り合う。その後、武衛の命により忍術学園へ編入した。
原作において、は組の生徒では最後に登場したが、フルネームは最も早くに明かされた。
人物
将来の夢は一流の剣豪。剣術の成績は良く、実直な性格。
出身が同じ相模国という事で、同室の喜三太とは仲が良く(ただし、一度部屋の汚さに怒ったことがある)、錫高野与四郎らの訛りも理解出来る。
剣術師範・戸部新左ヱ門先生を尊敬・師事しており、実家の鎌倉から学園まで往復30日かかるため、長期休暇中は彼の家に居候をしている。しかし、戸部先生が家を追い出される事が多いため、まともに生活出来ず。
体育委員会に所属し、委員長の七松小平太にはしばしば振り回されているものの、先輩として尊敬している。ちなみにこの2人は、アニメ20周年企画ベストコンビで4位にランクインした。
不運なキャラが多いため目立たないが、何気にプチ不運キャラであり、特に周りの人にいわゆるトラブルメーカーが多い故に(同室者、師範、委員会の先輩、更には親…)よく被害を被っている。
ただスレることも投げ出すことも嫌うこともないため、やはり素直で優しい真面目な男の子であることが窺える。
ナメクジを嫌っていたため、喜三太と同室になった際には悲鳴をあげていた(と言っても、ナメクジが平気な人は作中には殆どいない)。
ただ20期69話の時点ではナメクジをさん付けで呼ぶほどになっていて、顔を這っていても平気になり、24期26話では喜三太に負けないほどのナメクジ好きになっている。
初期の頃から戸部先生に師事しているものの、活躍するチャンスを他のキャラに取られてしまう事が多い(もっとも火縄銃を扱う虎若は、同じ武器を扱うとしても人を殺傷する以外の使い方で活躍しているため、まだ「敵を斬る」しかできないのであれば、10歳ほどの子供に人を傷つけさせるというのは酷な事か)。
成績に関しては、テストで10点台を取った事もあるが、実技面では他のは組のメンバーと違いがない。
それ故に、視力検査並の(約0点か約1点)乱太郎、きり丸、しんべヱと比べれば補習授業の回数も少ない。
容姿
原作では、黒い髪に茶髪の前髪。アニメでは全体が茶髪で、鼻の形が菱型になっている。
二次創作の描写では、しばし原作とアニメが混ざったような描写もある。なお二次創作ではイケメン率が比較的高い。
名前の由来
『金吾』とは衛門府の唐名また、衛門督のことで、『六代勝事記』では鎌倉幕府第2代将軍源頼家の事を『金吾』と呼んでいる。
金吾の父の名は『武衛』。武衛は兵衛の唐名で、『吾妻鏡』では武衛は『源頼朝』の事を指す。そして武衛が金吾を仇討ちの旅に出すための芝居に協力したのが、武衛の古くからの友人・剣豪『雨散九斎』なのだが、彼はまたの名を『宝条四郎時正』と言う。実はこれは『北条四郎時政』のパロディで、北条時政は武衛(頼朝)の奥さんのお父さん、つまり金吾(頼家)の母方の祖父にあたる。
余談
アニメ初期、金吾が編入する前は、ごんべえというキャラクターが存在していた。その後金吾にそっくりなキャラクター(CV:江森浩子)と交代になり、やがて金吾の編入エピソードが入った。
兵太夫の隣に座っていた事もあったが、虎若の隣に座る設定で安定している。
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