概要
初期のは組の少なすぎる人数を補うために設定された、いわばモブキャラ。
教室で彼が座っていた席は、2022年現在では金吾が座っている。
見た目はのんきなジャイアン。
実はごんべえという名前が記載された公式資料は確認されておらず、この名前はファンの間での通称と思われる。本編中に何度か名前が出た吉松や、キャストクレジットで名前が記載された音吉と違って名前を確認できる機会がなく、彼ら二人と違って設定資料にも載っていない。名前が設定されているのかさえ不明(故に名無しの“ごんべえ”?)。
この名前が広まるまで、インターネット上では「巨漢」「クッキングパパ並みの顎の持ち主」などと呼ばれていた。
モブキャラながら、一年は組の生徒の中では前述のように最も大柄な体躯の持ち主であり、しんべヱの身体をスケールアップさせて脂肪分を抜いたような、横に広い体型をしている。
2話Bパート「学園長の思いつき の段」では、実際にパワーキャラとして描かれた。学園長がヘムヘムを乱暴にマッサージしているのを見た乱太郎たちが「学園長の思いつきで背骨がボキボキいうほど柔軟体操をさせられるのでは」と危惧した際の想像内で、「うぅりゃああぁ!!」という掛け声と共に乱太郎を思い切り海老反りにさせ、悲鳴を上げさせていた。
誰でも良い役が偶然回ってきただけとは考えづらく、脚本か絵コンテ、録音台本のどれかに本当の名前が記載されているのではないかと思われるが……
ちなみにパワーキャラだったのは乱太郎たちの想像内だけであり、同話ラストで一年は組の生徒全員が、巨大な漬物石を抱えて階段を登って足腰を鍛えるトレーニングをさせられた際は、真っ先にリタイアしている(小柄な音吉の方がもう少し登れている。単に転がり落ちたのかもしれないが)。
あまりにも目立ちすぎたせいか、あるいは製作側の混乱か、11話Bパート「合同授業 の段」にて伊助や虎若、音吉など一部生徒のデザインが改訂されたのと同じタイミングで、なぜか金吾と同じデザインのモブキャラと差し替えられ、画面から消えてしまった(当時は金吾はおろか喜三太すらまだ登場していないのに)。
そのため、2期終盤まで姿を見せていた吉松や音吉と違い、彼の姿が描かれていた期間は1クールにも満たない。