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本条鎌足の編集履歴2025/02/12 14:18:51 版
編集者:Anet
編集内容:重ねて修正

「十本刀"大鎌"の鎌足と一介の剣士の差は大きくてよ」

概要

CV竹内順子(1996年)、村瀬歩(2024年)
演者屋敷紘子(映画版)、奥野壮(ミュージカル版)
身長160㎝
体重49㎏
出身地福岡県
生年月日1852年3月某日(うお座
血液型O型
趣味ダイエット

十本刀の一人、"大鎌の鎌足"

外見や声音こそ美女のそれであるが、実は男性キャラ。

要するにオカマ、当時で言えば陰間、今で言えば男の娘キャラである。つまり、「オカマの大鎌使い」ということになる。

元気なお姉さん然とした振る舞いながら敵前逃亡を犯した部下を容赦なく斬り殺し、敵に敗れて志々雄に顔向けできないからと即自決しようとするなど、男らしい一面も持っている。

漫画原作では当初女だと誤認していたに自分が男であることを告白する際に、いきなり裾をまくって股間を見せつけるという衝撃の行動をとった(しかも操曰くのより大きいらしい)。

ただ、旧アニメ版では股間を見せるシーンはカットされてしまい、口頭で明かす形に変更されてセリフも改変されている。致し方なし。当初女性だと思っていた弥彦からは「薫より色っぽい」と鎌足の外見や顔を評価していた。

後述する事情から由美とは犬猿の仲で、事あるごとに揚げ足を取り合ってはキャットファイトを繰り広げる間柄。

再筆版ではよりきわどい恰好(裾の部分が短すぎてレオタード状のインナーを穿いたお股が丸出し)になっており、設定書きにはモノは既にない。取っちゃいました”と書かれている

また、原作及び2024年アニメでは着物がピンク色だが、1996年アニメでは黄緑色であり、基本的にpixivでは知名度によるものか黄緑のイラストが投稿されている。

なお、原作では初登場時に由美から「オカマの鎌使い」と呼ばれていたのが、2024年アニメでは「男のあんた」に変わっている。現代では「オカマ」呼びはマズいと判断されたのだろうか?

人物像

普段は明るく元気で気さくなお姉さんといった感じに振る舞っており、ニコニコしている場面も多いため十本刀の中では比較的とっつきやすい性格に思える。

しかし、その笑顔の下には強いコンプレックスと覚悟を隠しており、冷酷冷徹な面も持っている。

志々雄に思慕の情を抱いてはいるものの、男としては戦闘力で宗次郎に、女としても生まれ持った身体的な面で由美には勝てないというコンプレックスを抱いている。

そのため、せめて戦いで志々雄の役に立とうと常に命を懸けて任務遂行にあたっており、上述したような敵前逃亡は絶対に許さない。

志々雄への思慕と忠誠心は相当なもので、蝙也弥彦に敗れた際は一切の動揺も見せず、と操相手の決戦終盤では劣勢に立たされながらも「常に自分は本気であり、そうでなければオカマはやってられない」と操に言い放つ凄まじい覚悟を見せるほど。

平成アニメ版では自分の美貌に自信を持っているようで、弥彦と戦う蝙也の爆撃の巻き添えを食う形で右手に引火した際には、慌てて鎮火すると共に、「ちょっと気を付けなさいよ! 珠のお肌が火傷したらどうすんのよ!」と蝙也に苦言を呈している。

炎上京都輪廻では、剣心を「(志々雄様には及ばないけど)あら、イイ男♡」と評しており美形な男が好みである一面を見せた。一方で剣心が自分たちと敵対する人斬り抜刀斎であることに最後まで気付いていなかった。初対面だったとはいえそれは如何なものか・・(さらに言えば、原作で翁は剣心と初対面であるにもかかわらず剣心が人斬り抜刀斎であることを見抜いているので、原作を知っている人からすれば尚更「気付けよ・・」と思ったことだろう・・)。

一方で北海道編では(事情を知らないとは言え)共々栄次の前にのこのこと姿を現した際剣心に「いいから出て行け!!」と怒鳴られた事を根に持っているのか、劍客兵器の権宮剛豪との戦いの最中に「緋村剣心と馴れ合って正義の心に目覚めたのかい?」と問われた際に「冗談!誰があんなジメジメした男なんか」と返答している。

劇中での活躍

蝙也や夷腕坊と共に葵屋を襲撃し、薫と操の二人を相手取る。

当初は武器の特性を見誤った二人の連携攻撃を軽くいなして操を一蹴し、薫を防戦一方に追いやって優位に立った。

しかし一瞬の判断ミスと操の策によって大鎌の柄を砕かれてしまい、薫と一騎討ちとなる。

どうやっても志々雄の一番になれないからこそ任務を完遂する覚悟を薫に語り、大鎖鎌が破壊された時の奥の手「弁天独楽」で迎え撃つが、薫が放った「柄の下段・膝坐」によって左膝の関節を砕かれ敗北。

無力化されたことで「こんな情けない姿は志々雄に晒せない」として隠し針で自決しようとするものの、操に首へ当て身をされて気絶させられた。

意識を取り戻した時にはすでに志々雄は死んでおり、それを張から聞かされたことで生き甲斐を失くしてしまい、志々雄の後追いをしようと考えていた。

しかし見かねた張から「志々雄様が『鎌足なら俺のいい語り部になってくれる』と言っていた」という嘘を吹き込まれたことで思いとどまると、志々雄のことを語り継ぐために生き抜くことを決める。

張の話では療養の後はその美貌を生かし、外国のスパイとなる予定らしい。

北海道編では張、蝙也と共に斎藤から召集を受け、剣客兵器討伐に参加した。討伐による本人が希望する報酬は「秘密」とのこと。

30歳のはずだが外見は依然として若々しい。

ただし、張、蝙也らと共に剣心らの前に出て来た時には斎藤からは「この3人は前座」と言われていた。最もその後に遅れて来た、斎藤が言う本命3人を知れば、納得出来る部分もある。

栄次が「志々雄のクソ野郎」と激怒した時には不機嫌になっていた(もっとも、志々雄の所業を鑑みれば、被害者の1人である栄次が激怒するのも無理からぬことではある)。

剣客兵器との対決では張とタッグを組んで偽號・権宮剛豪と対決している。この為か新アニメ版では「女子供にも容赦しないから戦いの中で良心に目覚めるといった面倒な事がない」という理由で張と共闘したがっているという描写が追加されており、張が剣心に敗れて投獄された事を知った際には残念がっていた。

武器・技

武器

大鎖鎌(だいくさりがま)

鎖鎌を大きくしたような武器。

薫曰く「軽く見積もって八貫(=30 キログラム)はある」超重量の武器だが、鎌足はこれを手足のように軽々振り回していた。

また、大鎌の部分に注意を引っ張られがちだが真に恐ろしいのは鎖分銅であり、たとえ大鎌の一撃を躱したとしてもこれによって迎撃される。

ただ一般的な鎖鎌と違って鎖分銅が鎌の口金部分に繋がっている作りのため、仮に柄を折られてしまうと殺傷能力が著しく低下する欠点がある。

再筆版では形状が変わっており、大鎌と小鎌が鎖でつながれた形状になっている。

乱弁天(みだれべんてん)

大鎌を頭上で高速回転させ、大鎌と鎖分銅の波状攻撃で周囲を破壊する。

薫を防戦一方に追い込んだが、操が投げた苦無を柄に打ち込まれて大鎌を破壊されてしまい破られた。

弁天独楽(べんてんまわし)

柄尻で鎖の部分を掬い上げ、高速回転させながら投擲する。

武器を破壊された時の切り札として使用したが、紙一重で躱されてしまった。

輪弁天(まわりべんてん)

相手に鎖分銅を打ち付けた後、前方に宙返りして遠心力を乗せた鎌による追撃を加える。

北海道編にて使用。

弁天結び(べんてんむすび)

鎌を地面に突き刺し相手に鎖分銅を絡ませ拘束した後、鎖分銅ごと鎌の部分を分離し残った柄尻で攻撃する。北海道編にて使用。

轟弁天(ごうべんてん)

PSP版ゲーム「再閃」のオリジナル技。

頭上で鎌を振り回した後、全力の振り下ろし一閃を見舞う。

使用時には顔つきがヤンデレっぽくなるという演出がされている。

余談

オカマにもかかわらず、意外に男子に人気があったらしい。

外見のモデルは『新世紀エヴァンゲリオン』の碇ユイ

「オカマの鎌使い」の設定は、当時作者のアシスタントだった尾田栄一郎の発案。

本条鎌足の編集履歴2025/02/12 14:18:51 版
編集者:Anet
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