ピクシブ百科事典は2023年6月13日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

ナッシーの編集履歴

2023-03-28 20:01:36 バージョン

ナッシー

なっしー

ナッシーとは、『ポケットモンスター』シリーズに登場するキャラクター(モンスター)の一種。
  1. 鳥取県のマスコットキャラクター。
  2. ポケットモンスター』シリーズに登場するキャラクター(モンスター)の一種。本項で解説。

基礎データ

全国図鑑No.0103
ジョウト図鑑GSC:No.105 HGSS:No.106
コーストカロス図鑑No.137
アローラ図鑑(SM)No.270 (ポニ図鑑:No.085)
アローラ図鑑(USUM)No.356 (ポニ図鑑:No.103)
ヨロイ島図鑑No.206
英語名Exeggutor
分類やしのみポケモン
タイプくさ/エスパー
高さ2.0m
重さ120.0kg
とくせいようりょくそ / しゅうかく(隠れ特性)
タマゴグループしょくぶつ

進化

タマタマナッシー(リーフのいし)

PokemonGO!22日目



リージョンフォーム

タマタマ, ナッシー

基礎データ

タイプくさ / ドラゴン
高さ10.9m
重さ415.6kg
とくせいおみとおし / しゅうかく(隠れ特性)

ポケモンSM』から登場する、アローラ地方の環境に適応するために姿を変化させたナッシーのアローラのすがた

この姿を見た全国のトレーナー達は度肝を抜かれたに違いない。

詳細は→アローラナッシー


概要

寸胴なヤシの木に足を生やし、実に顔が付いたような外観。

」ではなく、名も知らぬ遠き島より流れ寄るほうである。いわゆる「ヤシ」。

サファリボールがかなり似合いそうなポケモンの1体。

名前は「ココナッツ」+「ヤシ」、もしくは「ナツメヤシ」からと思われる。


「歩く熱帯雨林」とも呼ばれ、たくさん集まるとジャングルのように見える。

それぞれの頭が別々に考えていても、仲が良いので仲間割れはしない。しかし、行きたい方向が異なるとこんがらがってしまい、身動きが取れなくなる。

鳴き声が賑やかなのは3つの頭がそれぞれ好きなものを考えているから。

サイコパワーを用いて攻撃する際、3つの頭で念力を放つので威力は通常の3倍に。


南国など日差しが強い環境で大きく育ち、増え過ぎた頭は地面に落ちてタマタマになり、テレパシーを発信しながら仲間を探しにいく。ポケモンの謎や不思議さを感じさせる繁殖方法である。

キマワリ同様に太陽が出ていない天候だと動きが鈍る。



ゲームにおける特徴

種族値(第2世代~第6世代は特防が65)

HP攻撃防御特攻特防素早さ合計
ナッシー9595851257555530

鈍足ステータスだが「ねむりごな」や「やどりぎのタネ」など厄介な技はしっかり使える上に、攻撃系のステータスに恵まれており、とくこう(当時はとくしゅ)は非常に高い。

一方で弱点の数はむし(4倍)、ほのお、こおり、どく、ひこう、ゴースト、あくと7つあり、現存するポケモンではタイプの組み合わせ故に史上最多

初代の時点でも、当時はあくタイプが存在しないほか、エスパータイプにゴーストわざが無効であるのを踏まえても5つあると、弱点だらけのポケモンである……。

同じく弱点7つは同タイプセレビィや、くさ/こおり複合のユキノオー、第6世代から弱点が増えたくさ/あく複合のダーテング]などや、いわ/あく複合のバンギラス

耐久自体は高いが弱点が多いので、安定感はあまりないのが実情だったりする。


一致技では伝家の宝刀「サイコキネシス」や「リーフストーム」「ソーラービーム」などを覚えられ、サブにも「げんしのちから」「ヘドロばくだん」などを揃える。

こうげきもなかなか高く、数少ない「ウッドハンマー」の使い手でもある。

その威力は僅かながらユキノオーのそれを上回るため、物理型でも問題なく使える。


またくさタイプでは珍しく「だいばくはつ」も覚えられ、HPと防御も結構あり、とくぼうとすばやさ以外はかなり高水準である。

微妙なすばやさも「トリックルーム」で補えるので、主力戦術の1つにもなっている。


特性のうち「ようりょくそ」は素早さに努力値をかなり振らないとあまり活かせない。

また、弱点が多いナッシーにとって耐久を犠牲にしてまで素早さに振るのは、晴れパのアタッカーとして生かす場合でもない限りは実用性に欠ける。


第3世代はそれでもまだ何とかなったが、第4世代ではそこまでしても抜けない相手が続々と出てきてしまい、戦術としては微妙そのものになってしまった。しかも戦術の「トリックルーム」との相性は最悪。


後の第5世代では隠れ特性「しゅうかく」を獲得し、自身の耐久とも相性の良さから現在ではほぼこちらの特性が採用されている。

そしてこの「しゅうかく」は「使ったきのみをターンの終わりに1/2の確率で再度復活させる」特性で、更に天気が「晴れ」であれば必ず再度復活させられる。

「ラムのみ」や「オボンのみ」、弱点半減のきのみを何度でも使えるとあって非常に強力。


ナッシーの歴史

第1世代では特防も125あったので特殊耐久は最高クラスで、「サイコキネシス」の威力はフーディンに次ぐ威力を誇った。当時猛威を振るっていたこおり技の「ふぶき」には弱かったが「10まんボルト」、「じしん」を半減できる点は強く、当時不遇とされたくさタイプの中でも使用率は高かった。


肝心のくさ技は「メガドレイン」のみであったが補助技は豊富で、上述の「だいばくはつ」での相打ち、「どくどく」+「やどりぎのタネ」のコンボが使える利点から97カップで支持を集めた。むし技で4倍ダメージを喰らってしまうが当時はむし技の威力が貧弱だったため、問題にならなかった。


シナリオではラスボスであるチャンピオンとなったライバルが、最初の1匹にゼニガメ以外を選ぶと使用してくる。

――が、その時の技構成がたまなげさいみんじゅつふみつけサイドンウインディ同様のショボさ(と、さいみんじゅつで眠らない限り決して攻撃しない頭の良さ※)でも有名。

それまでタマタマの頃に覚えいた「せいちょう」「やどりぎのタネ」「どくのこな」「ソーラービーム」のいずれも消えて、タマタマとしての初期技にナッシーでの進化で覚える「ふみつけ」が申し訳程度に加わった謎仕様

自然に推察するなら、「個体値の高いタマタマを即リーフのいしで進化させた、これまでのタマタマとは別の個体」と考えるべきだろうが、もしそうならチャンピオン戦に来てまでそれまでに育てたタマタマを切る判断は、さすがに疑念が尽きない。せめてわざマシンで「メガドレイン」くらい覚えさせてやれよ……。

さすがにひどいと判断されたのか、初代以降は改善されていった。


※プレイヤーがねむり状態のポケモンを治したか否かを見定めた上で、直前の行動を決めているため。それもあって運が悪いと『ナッシーのさいみんじゅつで寝る→ポケモンのふえで起こす→ナッシーの(以下省略)』のループにハマる場合もある。



続く第2世代ではあく・はがねタイプの登場でエスパー黄金期が幕を閉じたが「やどりぎのタネ」の威力が倍増したため、この時代で猛威を振るったカビゴンを「サイコキネシス」でタイマンで押し切ったり、ガラガラを「リフレクター」で止めることができたため、総合的に見ると第一世代以上の人気を誇った。しかしヘラクロスの登場でむしタイプの最強技のメガホーンでの10倍ダメージには痛かった。


第3世代では特性「ようりょくそ」によって晴れ状態での「ソーラービーム」を活用しやすくなった。

が、能力値の仕様変更で耐久が落ちた点や、特性の「ようりょくそ」を活かすのに「すばやさ」を上げなければならなくなり、耐久を投げ捨てて「すばやさ」を高めて高速で殴ると、現在からすればかなりいびつな戦い方をしなければならなくなった。


第4世代では弱点タイプが全て強化されてしまい、弱点の多さが思い切り足を引っ張る形になってしまった。

「トリックルーム」が登場しそちらでの活路も見出されたが、所謂「晴れトリパ」にするには「ようりょくそ」が足枷になる致命的弱点が災いし、使用率は激減してしまった。


第5世代では新たな特性「しゅうかく」を手に入れ、上記晴れトリパでの採用や持久戦にも相性がよく大幅強化となった。

なんとBW2カップ・マスターリーグ世界大会ではクレセリアと組ませた晴れパで大暴れし、準優勝を果たした。弱点の多さなど、プレイヤースキルで幾らでも凌げる事を示した好例である。


第6世代では大した強化がなかったが、第7世代で「とくぼう」種族値が+10され若干だが耐久性が向上した。

そしてかのリージョンフォームが登場し、一気に注目の的になった。

SMでこれまでの姿で使うには第6世代で進化させる必要があるので注意が必要。

USUMではウルトラホール内ならこれまでの姿に進化するのでどちらの姿も入手できる。


使用トレーナー

ゲーム版

※1:ポケモンスタジアム2

※2:ポケモンスタジアム金銀

※3:バトルエージェント


アニメ版

  • マギー(無印43話)
  • コーム(無印75話)
  • ジギー(無印103話)
  • ナミオ(AG151話)
  • ゴウ

漫画版


番外作品

ポケモンGO

  • 進化前のタマタマがそれなりの確率で出現するので、入手は比較的容易。そしてゲーム開始当初はCPが非常に高く、最強の一角としてジム攻略や防衛に引っ張り凧だった。だが2016年11月のCP修正で最大合計が下がったことや周りが強化されたことでかなり弱体化。その為防衛にはあまり使われなくなった。だが火力は申し分なく、ゲージ技「ソーラービーム」が非常に強力でくさ弱点のポケモンに大ダメージをぶつけられる。
  • ジムによく配置されるシャワーズサイドンバンギラスなどの対策として有用。さらに、レイドバトルにおいてもスイクンやシャワーズなどの強力な水ポケモンに対して大ダメージを狙える。
  • ただし弱点が多いのは変わらず、特にサイドンの「メガホーン」やバンギラスの「かみつく」「かみくだく」「だいもんじ」、スイクンの「めざめるパワー」辺りには注意したい。
  • レイドボス………2017年6月23日11月4日までレイドボスにも選ばれていた、ランクは★★。弱点が多いので倒すのは容易だが、相手の攻撃は強力なので少なくともゲージ技は回避すること。

アニメ版

アニポケサトシの旅シリーズ

  • マギーのナッシー
    • 無印43話にマジシャン・マギーの手持ちのタマタマが進化。リーフの森のナッシー達がお互いに催眠術をかけた事で混乱しカーニバルの会場に向かって暴走を始めてしまう。ナッシーに進化する前に催眠術に掛かっていたサトシが正気に戻りヒトカゲで応戦。カスミの喝で本気になったマギーもヒトカゲと共にマジックのファイヤーでナッシーたちを正気に戻した。なお、ナッシーの騒動を静めた後サトシのヒトカゲがリザードへと進化したのだが…。

  • コームのナッシー無印75話にて、セキエイリーグ1回戦でサトシの対戦相手・コームの手持ちで登場。サトシと修行したような描写もなくまともにバトルができるかどうかも怪しかったサトシのクラブに敗れ、更にクラブがキングラーへと進化し…

  • ジギーのナッシー無印103話でユズジムリーダー・ジギーの手持ちで登場し、サトシのフシギダネと対決。音楽に合わせて相手の攻撃をかわす事ができ、サトシのフシギダネに迫って追い詰めるが、「ねむりごな」によりねむり状態になる。その際、場内の海に落ちそうになったがフシギダネのつるのムチで助けられ、結果として敗北した。

  • ナミオのナッシーAG151話でジルバコンテストに出場したポケモンコーディネーター・ナミオの手持ちで登場。二次審査まで勝ち進むもハルカに敗れた。

ゴウのナッシー

CV.花澤香菜

新無印21話でゴウがポケモンのタマゴを探している時にゲットされたゴウ初のエスパータイプ。第37話ワンパチが拾ったリーフの石でナッシーに進化し、ゴウがアローラナッシーをゲットしようとするきっかけとなる。第66話を見るに、アローラナッシーとはナゾノクサやマダツボミと共に水浴びをしていた為、仲良しな模様。


その他

無印40話・169話・201話・228話・250話・266話
DP78話・140話
BW134話
XY57話
SM42話
新無印49話・87話・136話
劇場版氷空の花束みんなの物語ココ

漫画版

ポケットモンスターSPECIAL

グリーンのナッシー

性別:♂️ 特性:ようりょくそ 性格:のんき

第3章でトキワジム襲撃時に捕獲されたポケモン。トキワのジムリーダーとなったグリーンの留守を預かっており、ジムに挑戦者がやって来た時にも独自に戦えるように鍛えられている。


  • その他にも2章でタマタマだったのが進化したマサキの手持ち個体や9章ではイツキの手持ちで登場している。

余談

初代ではかなり強面で、特に青版のグラフィックがすごかった。グラフィックだけでなく、当時攻略本に掲載されていた公式イラストでも今では考えられない怖い顔つきをしていた。当時モンスターは強いというイメージが強かったため敢えてこんな表情にしたとか。

ゲーム「ポケモンスタジアム」やアニメに登場し始めてからだいぶ表情が子供向けになった。


2015年の紅白歌合戦では、アニメ紅白歌合戦のコーナーでゴールデンボンバーが「めざせポケモンマスター」をカバーした際、喜矢武豊が何故かナッシーの着ぐるみを着て登場した。

他の着ぐるみがピカチュウアチャモポッチャマハリマロンと並んでいる中でのナッシーである。

沢山種類が存在する中であえてナッシーをチョイスした辺りさすがRGBP直球世代と言ったところか…。


2020年10月には宮崎だいすきポケモンに任命された。7匹目の地域推しポケモンである。




関連イラスト

【歩く熱帯雨林】ナッシー


関連タグ

ポケットモンスター ポケモン RGBP FRLG LPLE

ポケモン一覧 くさタイプ エスパータイプ

青のゴルバット:顔芸仲間


0102.タマタマ0103.ナッシー/アローラのすがた→0104.カラカラ


同複合タイプ

セレビィ

バドレックス

テツノイサハ


トリオ仲間

ダグトリオ/アローラダグトリオ

ドードリオ レアコイル  ミツハニー

サザンドラ スナノケガワ テツノコウベ


リーフのいし繋がり

クサイハナ/ラフレシア ウツドン/ウツボット

コノハナ/ダーテング  ヤナップ/ヤナッキー

イーブイ/リーフィア(8世代)

ヒスイビリリダマ/ヒスイマルマイン


他県の推しポケモンたち

ヤドン(香川県) サンドアローラサンド(鳥取県)

ロコンアローラロコン(北海道)

ラッキー(福島県)

イシツブテ(岩手県) ラプラス(宮城県)

ミジュマル(三重県)


その他

ふなっしー:名前が似ているので、時たま合体事故が発生する。

ふナッシー


顔芸 喜矢武豊 これはゾンビですか?

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました