日本テレビの長寿番組笑点でかつて放送されたちびっ子大喜利のコーナーで山田隆夫が座布団10枚を獲得したことがデビューのきっかけとなった。
なおギターが弾けた山田以外のメンバーは楽器が全くできず、パート決めでは楽譜が読めなくても演奏できそうなドラムパートの奪い合いになったとか。
1974年2月に「透明人間」(作詞・作曲:山田隆夫)でデビューして以来、通算でシングル20枚、アルバム9枚などを発表。名前はビートルズの「ず」と「び」をひっくり返してくっつけたもの。紅白歌合戦出場経験あり。
1982年に一度解散したが、2020年には5人体制で再結成を果たした。
メンバー
江藤博利
1958年9月5日生まれ。宮崎県都城市出身。リードギター&リードボーカル担当。
甘いマスクを持つことから断トツの人気を誇った。
東京12チャンネルの『三波伸介の凸凹大学校』では「エスチャー(絵でやるジェスチャー)」のコーナーで描くイラストがあまりにもシュール過ぎて評判になった。現在で言うところの「画伯」の先駆者とも言える存在。
新井康弘
1956年12月5日生まれ。東京都出身。2代目リーダーで、ドラム&ボーカル担当。
山田隆夫在籍中と脱退後ではイメージが大きく異る。
今村良樹
1957年9月19日生まれ。東京都目黒区出身。ベース&リードボーカル担当。
マンガやイラストが得意。今村がアメリカへ留学するのを機にずうとるびは解散した。
文化放送A&Gゾーン創世記には様々な番組を手がけて同枠の定着に功績を残した。
特にノン子とのび太のアニメスクランブルでは1991年4月14日の放送開始以来、現在に至るまで一貫して構成作家を担当している。
池田善彦
1959年2月10日生まれ。兵庫県神戸市出身。
山田隆夫の脱退後に一般公募で加入したメンバー。サイドギター&ボーカル担当。
加入直後にスタートした『三波伸介の凸凹大学校』にも出演。並行して役者としても数本単発ドラマに出演していた。
山田たかお
1956年8月23日生まれ。東京都深川出身。初代リーダーで、サイドギター&ボーカル担当。
ずうとるび結成前から作詞・作曲を趣味としていた。1977年結婚を機にずうとるびを脱退するも2020年の再結成時に復帰。現在では笑点の座布団運びとして有名。