つむ夏
つむなつ
夢ノ咲学院の3年生である青葉つむぎと、2年生である逆先夏目の先輩×後輩カップリング
⇨現在は所属事務所の副所長という社会人×高校生3年生。
所属するユニットはともに『Switch』で、夏目がリーダーを務めている。
「幸せになりましょう、俺と」
ワンダーゲーム エピローグ
「君の目の前に今こうして立ってるボクは、君が突き刺した刃物で血まみれになってるんだけど?」
エレメント 灰は空に帰す 第5話
「幸せにしたいんです。かつて君を傷つけた俺にはその義務がありますし、そうしたいんです。…迷惑ですか?」
ワンダーゲーム infinite 第11話
「せいぜい天寿を全うしてネ。毎晩、枕元で恨み言を囁いてあげるから」
「いつか死が、ふたりを分かつまでネ。…何こレ、まるでプロポーズみたいダ」
プレアデスの夜 モノローグ2
「夏目くんが教えてくれたんですよ。痛みも……何もかも」
ワンダーゲーム infinite 第11話
「誰のために伸ばしてると思ってるんですか?」
ネクストドア Closed Circle 第1話
「そんなあの子の願いを叶えるために、今の俺は命を使うって決めてますから」
メインストーリー1.5部 グランドスラム エピローグ
1 行
33 行
身長がつむぎの176cm/58kgに対して、夏目は168cm⇨170cm/53kgと比較的小柄。
髪色の深い青と赤のコントラストが美しい二人。つむぎが髪を「願掛け」で切らないのはこの二人の関係に理由がある。(【ワンダーゲーム】参照)
Switchは全員ピアスが開いているが、夏目のプロフィール上の「お気に入り」はピアスで、つむぎはfine時代はピアスが開いておらずSwitchになってから開いている。
幼少期に「つむぎにいさん」と「なつめちゃん」として出会い、夢ノ咲で再会した。
夏目は元『五奇人』、つむぎは元『fine』と抗争では敵対関係にあった。
しかし『fine』による『五奇人』討伐後の冬、つむぎの言葉に感化された夏目が「復讐」という形で寄り添うことで、現在同じユニットに所属することになった。
基本的には落ち着いた性格の夏目だが、つむぎに対しては当たりが強く、なにかと辛辣な言葉を吐き無言で殴る。ちなみにSE付き。これは人の心の痛みに鈍感なつむぎに対する逆先夏目の"魔法"である。端的に言うと癖強めのツンデレであり、夏目は「別に〜じゃないんだから」「勘違いしないでよね」というあの構文を素で使う。
一方でもう一人のユニット仲間の後輩である春川宙は「ししょ~(夏目)、しばらくせんぱい(つむぎ)に会えなくて不機嫌なんです」「ふたりは、いつでも仲良しこよしです!」などと付け加えている。
※物語上のネタバレを含みます
先輩は心配性(つむぎのキャラ別ストーリー)
『Switch』実装直後に公開されたストーリーの中で、唯一つむぎと夏目の会話がある。
このストーリーで初めて、夏目がつむぎを殴る瞬間(SE付)が確認できる。
追憶 集いし三人の魔法使い
『Switch』実装後初めてのイベント。
『五奇人』と『fine』の過去から現在の物語であり、あんスタメインストーリー0部とも名高い"エレメント"である。つむぎと夏目の過去も語られる。
二人の出会いは幼少時。
プロの占い師である夏目の母が、新興宗教に嵌ったつむぎの母を助けたが、依頼料を支払えなかったため代わりに夏目をつむぎの親が運営するアイドル養成所に無償で通わせた。その頃夏目は女装しており、つむぎの記憶にも「天才美少女なつめちゃん」として覚えられていた。
再会はつむぎが2年の時。天祥院英智に秘密の地下書庫の存在を指摘されたつむぎが地下書庫に向かうと、そのさらに奥の部屋で怪しげな実験をしている1年の逆先夏目に出会い、それがつむぎが昔出会った美少女であることに気付く。
つむぎは図書委員としての仕事を、夏目は魔術の実験を行うことで秘密の場所を共有するが…
つむぎは英智の理念に賛同し、全体の幸福のためとして夏目ら親しい人間を含む五奇人を悪意なく陥れていた。相手の心の傷が見えていないつむぎに戸惑いと怒りを露わにする夏目。
日々樹渉の"公開処刑"の日。夏目は"五奇人のハッピーエンド"に辿り着けず、つむぎは「友人」を失った。
季節は変わり、「Switch」という未知数のユニットのお披露目の日。同時出演にはかつての宿敵fine。天祥院英智と日々樹渉、逆先夏目と青葉つむぎ。因縁の二人が同じユニットを組み、新たな時代を迎えていた。
「夏目くん、俺には魔法がかからない〜とぼやいてましたけど。
ちがいますよ、俺はずっと君の魔法にかけられっぱなしなんです」
迷い星 揺れる光 プレアデスの夜
「ボクは…独りでも大丈夫だからネ、センパイ」
「俺には嘘つかなくていいですよ、夏目くん」
夏目の家庭の事情がきっかけで占い師の仕事に注目が当たり、Switchとしての活動にブレーキがかかる。アイドルと占い師の間で夏目は悩み、つむぎと喧嘩し、宙は寂しがり、スバルが心配する。そんな中、同級生Trickstarや転校生の助けで「星霊祭」に参加することになり…
☆5カードがつむぎと夏目のイベントで、二人の関係の描写が多く、二人の喧嘩から物語が始まる。中盤で追憶軸の『fine』を辞める直前のつむぎと、『五奇人』として取り残された夏目の様子が描かれ、二人が活動を共にするに至る会話がある。
なお喧嘩の内容はSwitchを一時離脱しようとした夏目に対して大事な時期を見守ろうと許容したつむぎに怒ったと言うもの(引き留めて欲しかった)また忙しさだけでなく、占い師としての夏目の個人ファンが過熱したことや元五奇人としての悪評がSwitchの二人に迷惑をかける恐れも気に病んでいた。
つむぎは夏目不在で寂しがる宙に夏目のぬいぐるみを与え、なずなに「子持ちのパパ」と笑われている。それに対して「新人パパとしては苦労が絶えない」と言っている。
「この程度じゃ死なないヨ。あと別ニ、センパイが死んでもボクには何の損もないシ。まぁ死んでも良いかナ、って思ったノ…♩」
「かわいく言っても誤魔化されませんからね!」
『秘密の部屋』に一人で泊まる夏目に対して、彼が寂しくないようにとつむぎも一緒に泊まって仲直りする二人。「よかったら一緒に寝ませんか……『なつめちゃん』♪」 その後も、つむぎが夏目に対して膝枕や「あ~ん」をする様子などが見られる。
夏目は1年前の抗争で「一人守られ置き去りにされた」傷を引き摺りながらも、その経験を生かしたSwitchの「零れ落ちたものを拾い集める」道を再確認。自分の可能性も狭めずに進むことを決意する。
あの日二人で燃やした灰が星のように輝いていくように、少しずつ前を向いていく物語。
「だからセンパイ、今よりもっと美しく輝くために…ちからを貸してネ」
「俺たちの未来は、この星空みたいに輝いてますよ そう信じてます ねぇ夏目くん、綺麗ですね…♩」
祝宴のフォーチュンライブ
宙と『Knights』の朱桜司を中心とした物語。宙を支える立場の、つむぎと夏目の姿が描かれる。
つむぎが夏目を「ヘタレ」と称するなど、強く出る様子も見られる。
またつむぎが夏目がたまに暴力的になるのを愛情表現と理解していて、もっと素直になってほしいとのセリフがある。
招福 鬼と兄弟の節分祭
「…べつに【節分祭】に優勝して舞台に立てたラ、センパイの内申点も高まって卒業後の進路が有利になるかも〜みたいな思惑はないヨ? 勘違いしないでよネ?」
卒業を控えたつむぎとの残り少ないライブの機会のため、ひいてはつむぎの進路に好影響を与えるために宙と共に優勝を目指す夏目。
駆け引き ワンダーゲーム
「…あなたのことが、わからない 何を考えてるの?何を求めてるの?どんな夢を見てるの?
ボクのことを、どう思っているの?」
「…聞きたいですか?」
『Switch』と『Eden』を中心とした物語であり、夏目のつむぎに対する不安とアンサーや、つむぎの進路が語られるなど、重要な情報が詰まったイベント。つむぎの卒業式当日の描写もある。
界隈に衝撃を与えた伝説のエピローグまで全て読むべし。
「ねぇ夏目くん、俺にとって君は昔から…」
(あらすじ)
”秘密の部屋”でつむぎを縛り上げて魔女審判を行う夏目と宙。
「SMだったんですか!?つまり、これは夏目くんから俺への愛情表現……!」
「愛情はないヨ。勘違いしないでよネ」
事の原因はつむぎが夏目と宙に相談せずに"不思議の国/鏡の国のアリス"をテーマとした大規模企画『ワンダーゲーム』へ参加を決めた事。仕事相手は旧fineの2人を擁する『Eden』。その名前はかつてつむぎが企画しお蔵入りになった旧fineのデビュー戦「ワンダーゲーム」と同じ。昔の仲間との邂逅に楽しそうなつむぎ。全てが夏目の神経を逆撫でる。
生き残りの五奇人を殺して利用せんとする茨の策略もあり、夏目を追い詰める状況が続く。そんな中夏目がつむぎの進路を誤解してすれ違い…。
「待ってください、夏目くん!違うんです、俺にとっての幸せは…!」
(小ネタ)
「え〜?そんな寂しいことを言わないでくださいよ、俺たちは一緒にお風呂も入る仲じゃないですか〜!?」
「そんな物心もついてないような時代の話を持ち出されても迷惑だネッ、あんまり馴れ馴れしくしないでくれル?」
という追憶軸の会話があるが、幼少時にお風呂に一緒に入っていたならつむぎは「なつめちゃん」の性別を当時から分かっていたはずと思われる。
「不思議の国のアリスなら、夏目くんは絶対に『あの役』がいいなって…」
茨の策略で紛失した夏目の衣装を(本来は転校生の仕事だったものを横取りして)作るつむぎ。その役は”アリス”。
ストーリー中で不思議の国のアリスは作者のルイス・キャロルが愛する少女のために書き上げた物語であり、続編の「鏡の国のアリス」では少女アリスは作者から見れば別人に成長してしまっていることが言及されている。
「アリス」は作者に愛されながら作中で様々な困難に遭ってしまうことも今話のつむぎと夏目に当て嵌まる。
アリスたる夏目は「なつめちゃん」から「夏目くん」へと成長しているが、つむぎと夏目のワンダーゲームはハッピーエンドに終わるのである。
徹夜でEdenとの対決に使う演出の実験を続けていた夏目が倒れそうになり、つむぎが抱き留める描写がある。
つむぎは夏目のアリス衣装の製作を手伝った宗に「また小僧が傷付くような結果になったら五寸釘で打つ」と脅されている。
(ネタバレ)
二人が幼い頃、お互いの髪の毛を結び、運命の赤い糸として切らないと約束している。
つむぎが髪を切らない理由、「願掛け」の内容が明かされた瞬間である。
「幸せになりましょう、俺と」
その他、様々なストーリーやスカウトで二人の関係は描かれている。
「スカウト! ティディベア」では、つむぎは宙と夏目のためと称して、『Switch』三人のティディベアを購入する。
「メモリアル みんなで作るクラスライブ」では、クラスメイトとライブを行う夏目を応援するために、つむぎはビデオカメラを持って駆け付けた。
「春風 アイコニックなブックフェア」では、つむぎが同じユニットのメンバーではなく『Knights』と仕事を行うことに対して、夏目が複雑な感情を抱く場面が描かれる。
つむぎか夏目のいずれかのみ登場するストーリーでも、互いの事に言及することは多い。
あんさんぶるスターズ!!では…
2人がでてくるあらゆるストーリーでイチャついていると言っても過言ではないほどいちゃついている。所属事務所"NEW DIMENTION"の副所長となり、疲労気味のつむぎを心配する夏目の図が多くみられる。
踏み出す行き先 ネクストドア
「誰のために伸ばしてると思っているんですか?」と初めて現在軸で夏目との運命の約束のためであることをちらつかせたり、天邪鬼な夏目が「今のボクはセンパイのことを理解してるし信じてるシ。変な誤解をされたくないけどあえて言うヨ。愛してるかラ。不安に思う必要なんて一切無いんだヨ」と言ってのける場面がある。
オーバーワークで倒れたつむぎへ夏目からの手慣れた「あ〜ん」や、「夜道は危ないから送る」と言うつむぎが見れる。そんな二人に、つむぎの元同級生・現同事務所・かつ夏目の同室のレオから「おまえら所帯じみてきてない?」とつっこまれている。
また夏目はつむぎから「夏目ちゃん」と呼ばれることを嫌っているが、最近つむぎがナチュラルにちゃん付けで呼ぶと怪訝な顔をする夏目。一方で夏目を「ナッチャン」と呼んだレオに対しては「夏目くんが嫌そうだったのでやめた方がいい」と天然なのか敢えてなのか分からない発言をしている。(その後呼び方がナッチャン⇨ナツメに変わっている)
投影 心を映す幻灯機
「夏目くんが俺にばかり構うのは同じユニットだからじゃなくて……もしかして俺に、特別な気持ちを抱いているから…ですか?」と言い出すつむぎに「べ、べつにセンパイのことが特別に好きなわけじゃないんだからネ!?」とコッテコテのツンデレを返す夏目を見ることもできる。
メインストーリー 2部 シンセカイ
夏目と宙が開発した「SVRS」が企業と提携したことで進化し、「SSVRS」による仮想世界「シンセカイ」が試用でお披露目される。技術力で業界内部に関わり逆らわないことで本戦への道を繋ぐSwitch。
「それなら俺は衣装をつくりますね!夏目くんのために、かわいいドレスとかを……!」
「『夏目ちゃん』のことは忘れろと言ったはずだ。殺すぞ」
船旅 海と出会うクルーズ
夏が苦手な夏目。一方で夏目と宙に南の島での仕事というバカンスをプレゼントしたつむぎ。南の島で二人で同じ日陰に入ったり、帰り道を失ったトラブルでクルーズ船のプレジデンシャルスイートルームに泊まることになったり、暑さで熱中症になった夏目の頬に手を当てるつむぎを見ることができる。
メインストーリー 1.5部 グランドスラム
体育祭の裏で暗躍するSwitch。その不穏な動きについて斑に聞かれ、
「俺は夏目くんを信じてますから。あの子は俺が全てを懸けて尽くすに値する子です」
「あの子の願いを叶えるために、今の俺は命を使うって決めてますから」
「あの子は魔法使いですからね。堕ちた天使と、つまり悪魔と契約を交わしたわけですよ-正しい手順で」
「今度こそ、何もかも崩れてしまう前に、俺があの子を抱き留める」
とつむぎから夏目へのストレートな思いを聞くことができる。
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