概要
2004年11月にやなせたかし氏が制作した絵本作品で全3巻出版された。アンパンマン、ニャンダーかめんなどに続き、やなせイズムを持つ正義のヒーロー「ほしのこルンダ」が、数多くの出会いと別れを繰り返しヒーローとして成長していく物語である。また同作品は2008年4月に『やなせたかしメルヘン劇場第8幕』にて、OVA化されている。
あらすじ
わんぱくでいたずら好きの星の天使のルンは、神様ピカールの怒りを買ってしまい、罰として天使の資格を剥奪されてしまった。ピカールはルンに、地上の世界に行き正義の味方として弱い者を守るように命じた。こうしてルンは「ほしのこルンダ」として生まれ変わり、地上界で人々を困らせている悪者達を懲らしめ、正義の味方として成長していく事となる。
登場人物
ほしのこルンダ(CV:市来光弘)
シリーズ全体の主人公。元々は星の天使ルンであったが、いたずら好きの性格が災いし、ピカールに天使としての資格を剥奪されてしまった。ピカールの命令により、悪者を懲らしめまた人々に勇気を与える正義の味方となって地上界に降り立ち、そのまま居座る事になった。天使や星の力を使った秘技を得意としている。やなせ氏が制作したヒーローとしては珍しく人間の姿をしているが、元々は天使のため、アンパンマン達と同様、一種の妖精のような存在である。
ピカール(CV:堀勝之祐)
星の天使界に住む神様で、ルンをほしのこルンダにさせた張本人。ルンダが正義の味方として地上界に残る選択を受け入れながらも、陰ながら彼の成長を見守っている。
関連イラスト
同じ原作者の映画作品、『おもちゃの星のナンダとルンダ』のヒロイン、ルンダとのイラスト。名前は同じという共通点はあるが、共演はしていない。