概要
『それいけ!アンパンマン』の主人公アンパンマンと『ニャニがニャンだーニャンダーかめん』の主人公ニャンダーかめんとのpixiv内カップリングタグである。
両作品の関係
公式設定としては認めていないが、アンパンマンとニャンダーかめんの世界は同じである。アンパンマンの作中でもキャットタウンに行ってパンを配るという発言がある(第267話Aパート『アンパンマンと夕日のキャットマン』内で)。
『ニャンダーかめん』放送当時は原作者のやなせたかし氏自身もアンパンマンと同じく、アンパンマンとニャンダーかめんを一緒に描いたサインやポストカードを作っていた。またアンパンマンの製作スタッフがニャンダーかめんの製作に携わっていたり、アンパンマンとニャンダーかめんのスタッフ合同で忘年会が一度行なわれた事があった。これは下請け元の亜細亜堂が双方の作品の製作に携わっているからでもある。
高視聴率や玩具類などの売り上げが好調だった事もあり、ニャンダーかめんの本放送も1年間の予定が約半年ほど伸びて、最終的に1年7か月まで放送された。
キャラクターコンテンツとしてビジネスが確立してあったアンパンマンのように、長期コンテンツとは見据えていなかったニャンダーかめんは本放送終了後、グッズ展開を終了している。その為「やなせたかしと言えばアンパンマンが有名である。」という認知度のせいか、「ニャンダーかめんは知らない」とか、「やなせがニャンダーかめんを作ったのか」という人が増えてしまい、黒歴史と言われるまでになってしまった。
また、放送から20年以上経っても再放送を除いて、ニャンダーかめんのDVDやBlu-rayが販売もしくは配信・レンタル化されない事態が発生している。これは放送当時VHSが主流だった事、製作会社の違い(アンパンマンはフレーベル館、トムス・エンタテインメント、日本テレビ。ニャンダーかめんは講談社、サンライズ、名古屋テレビ)、仮にDVDを販売あるいはレンタル化しても、アンパンマン以上の利益が求められない事など、様々な要因が重なり、俗に言う大人の事情となっている。さらにニャンダーかめんの著作権はサンライズ側の方が大きいので、アンパンマンの権利管理が強いやなせスタジオとの関わりを強く持たない限り、映像化は難しいと言えよう。
一部やなせ氏ファンの間では、「いつかアンパンマンとニャンダーかめんが共演できればいいのに」という声があがっている。そのため、アンパンマン(原型)の作品を投稿しているpixivユーザーには、時たまニャンダーかめんと共演するイラストや小説を投稿する事がある。
アンパンマンの声を演じた戸田恵子氏とニャンダーかめんの声を演じた浅野まゆみ氏は、映画『きかんしゃトーマス魔法の線路』で共演はしなかったが映画にてトーマスとバーネット・ストーンの幼少期役で出演している。