ストーリー
鹿目まどかのクラスに転校生がやってきた。暁美ほむらと名乗った彼女をまどかは、どこかで見たことがある気がしたが…。
作品解説
2012年6月より『まんがタイムきらら☆マギカ』で連載開始。
ストーリーは最初の2話までは、アニメ本編に沿った形で進行。しかし、以降は、少女たちが欠けることなく、独自のギャグストーリーで展開していく。
登場人物
暁美ほむら
見滝原中学校に来た転校生で、魔法少女。3頭身で、しゃべらない。言いたいことはノートに書いて筆談する。
鹿目まどかに対して強い想いを持つ。自宅のモニターに鹿目まどかの映像ばかりを映して喜んでいる。その一方で、それを阻止するとみなしたものに対しては、容赦なく排除しようとする。特に美樹さやかは、鹿目まどかとは以前からの友人であること、また性格的に合わないことから、よく敵意を示す。ただし一方で、さやかが好きな上条恭介と体育祭の後のフォークダンスを踊れるように計らうような一面もある。
なお、カバー裏ではいつもの頭身のほむらが本編に出られないことを愚痴っている。
鹿目まどか
平凡な毎日を送っている少女だが、実は、強力な魔法少女としての素質を持っている。その片鱗は、キュゥべえを致命傷を負わすほどに投げつけてしまうことなどから見える。
魔法少女の契約を迫るキュゥべえに、わざと興味ありそうな素振りをして楽しむなど、最悪の魔女としての片鱗も見せている。
美樹さやか
鹿目まどかのクラスメイト。まどか同様に、魔法少女としての素質を持っているが、本作では魔法少女になることのリスクも知ってしまっているので、契約まではまだ踏み切れていない。
非常に鋭い一面があり、まどかの家でお泊りの時は、まどかと一緒に寝ようとしたほむらの計略に、真っ先に気づいて阻止するなど、まどかを巡って、何かとほむらとは対立する。
巴マミ
ほむらとは一学年年上の魔法少女。容姿端麗、魔法少女としても強く、まどかやさやかからは憧れの存在。
かつては佐倉杏子と共闘していた時期もあったが、別れて一人ぼっちになってからは、友人に渇望するようになる。技に名前を付けたがるという一面もある。
佐倉杏子
風見野市に住む魔法少女。態度は粗暴だが、心根は優しい少女。
巴マミとは元々はコンビを組んでいたが、その後、一時、袂を分かっていた。しかし、ほむらが訪れたことがきっかけで、再び、マミと仲直りする。
ホームレス中学生だったが、まどかやさやかたちとの交流していくうちに、同じ中学に通うようになり、マミと共同生活を始める。
百江なぎさ
キュゥべえに新たにスカウトされた、小学生魔法少女。巴マミからは当初、新たなカップリング相手として期待されたが、その後、なぎさもマミになついている。