作品世界
『魔法少女まどか☆マギカ』の少女たちが、貧乏姉妹として登場。
本編のシリアスな台詞や設定を巧みに入れつつ、独自のほのぼのとした日常世界を展開させているところに定評がある。
登場人物
マミ
長女。学生・魔法少女を続けつつ、一家の家計の担い手として、スーパーのパート勤めをしている、しっかりものの姉で家の事で常に心労が絶えない。主婦っぽい生活感が出たネタが多い。忙しい中でもティータイムが楽しみ。時に貧乳である杏子に対し、巨乳であることをからかわれて、制裁をすることもある。
杏子
次女。家族のグリーフシードの殆どをまかなう凄腕の魔法少女だが、普段は学校に通わず、基本ジャージで過ごしている。ロッソ・ファンタズマ(分身)も使える。食べ物にがめつく、大雑把な性格。さやかとはケンカするほど仲が良い。余計なことを言って赤っ恥をかいたり、かっこつけて回した福引で一等賞を外す等、何かと損な目に遭いやすい。
ほむら
三女。クールな態度を維持しているが、一方でドジなところもあり、ツッコミとボケの両方を担当する。ここでもまどかが大事で、まどかのことになると冷静さを失い取り乱してしまう。同性と血の繋がりという二重の背徳に悩むお姉ちゃんでもある。また、盾による時間停止機能を使ったネタも持ち味。さやかと組むことも多い。
最近、言動がアレっぽくなってきている。
なお、この世界は魔女になってもすぐ治る(さやかの項目を参照)ので、まどかを魔法少女にしない理由は「(自分が魔法少女姿のまどかを見惚れて)危険だから」以上の物ではない。
さやか
四女。新米魔法少女。うっかりしがちで、ソウルジェムを頻繁に無くす、またソウルジェムがらみのネタが多い。時々思いがけない発想を思いついたりと発想力自体は悪くない模様。同じ学校の上条恭介のことが好きで、恭介のコンサートに行けないショックから、魔女化し家の屋根をぶち抜いてしまったことがある。
まどか
末っ子。唯一、魔法少女になっていないが、魔法少女に憧れを持っている。商店街の福引で温泉旅行を当てる、一億円当選の宝くじ券が去年のものだと知ったショックで、ソウルジェムが濁り倒れた時は姉たち全員を急いで浄化するなど、いざという時は一番頼りになる、まさに女神のような存在。
キュゥべえ
ペットとして飼われている。庭飼い。本編のようにしゃべることはない。エサはグリーフシード。
ベベが家族の一員となって以降、露骨に扱いが悪くなっている。
お菓子の魔女/ベベ
一家の近所をうろついていた魔女。よくマミに絡んでいたが、ひょんな事からマミに連れて来られ一家の一員となる。原作同様際限なくお菓子を出す能力がある。時折姿を消すことがあるが、理由は不明。
なぎさ
近所に住んでいる少女。5人姉妹とは仲良しでよく家に上がり込んではおやつのご相伴に預かっている。どういうわけか、彼女が現れる時はベベが姿を消している。
この他、コマや扉絵の片隅にどこかで見たような三人組が姿を見せている。なお本来の設定とは違う年格好(中学生またはそれ以上、小学生、幼児)のため、彼女たちもこの世界では家族なのかも知れない。
関連タグ
マギアレコード:著者が公式サイトで紹介漫画を描いている。ジャージ杏子が一コマ登場する。