概要
みすず学苑は、東京都杉並区荻窪に本校を置き、東京・埼玉・千葉・神奈川に校舎を展開する大学受験予備校。校舎数10校強の小規模予備校であるが、エキセントリックなテレビCMや電車内広告によって、南関東ローカルながら会社規模の割には高い知名度をもつ。
そのCMは、歴史上の人物や動物などのコスプレ(概して出来栄えは微妙である)に扮した演者がダジャレを次々に飛ばし、
(例:ナスのコスプレで「ナスば成る!」、大仏のコスプレで「ブツブツ言わずに勉強だ」など)
最後はイメージキャラクターのヤマトタケルや「縄文太郎」(眼鏡をかけた縄文人のキャラクター)、コスプレキャラたちが全員で拳を突き上げながら「怒涛の合格みすず学苑!怒涛の合格みすず学苑!怒涛の合格!」とコールするというもの。
ちなみにダジャレの内容は毎年変わる。
電車内広告は、ヤマトタケルを中心にこのCMのコスプレキャラ達が集合したもので、なぜか背景には大量のプリンが舞っている。こちらの売り文句は決まって「怒涛の英語と個人指導!」である。
この奇抜なセンスは学苑長の半田晴久氏(またの名を深見東州、ワールドメイトという宗教団体の代表でもある)によるもので、学苑ホームページによれば「あんなCMで生徒が来るのか?と思う人は大手予備校に行ってくれればいい。あれを見て、何となく面白そうだと感じるシャレの分かる子に来てほしい。そういう明るく素直な生徒が学苑の求める伸びる生徒であり、そういう子たちと少数制で運営できればそれでいい」……という意図がある、らしい。
なお、ワールドメイトとの関連性は実質的にはほぼ無く、学苑生をワールドメイトに勧誘することも一切ない。
またみすず学苑のCMナレーションを担当はターミーネーターやシティーハンター海坊主で有名な大御所声優玄田哲章である。
2024年にはお笑い芸人椿鬼奴をCM起用した。ちなみに彼女は浪人時代にみすず学苑の生徒として通い、大学受験で合格してその後NSC(吉本興業)に入り芸能界デビューした。
それにしてもこのみすず学苑のCMは後にポプテピピックのようなパロディかもしれない。
Pixivにおいては、主に電車内広告を模したパロディ作品が投稿されている。
関連イラスト
関連動画
https://youtu.be/29LRzUqQuLM?si=Upw9NfA3jl7_npOP
https://youtu.be/BEOKNCuAV7U?si=PjEbmmGYNseE4pPM
https://youtu.be/fxIy8Sa2CbU?si=l0yVVdRAH43EBqXM