艦隊これくしょんのキャラクター、「大和」と「まるゆ」の2人(2隻)が一緒に描かれているイラストに付けられるタグ。
帝国海軍史上最大(69,100トン)の戦艦と帝国陸軍がお家の事情から開発するに到った小さな(430トン)輸送用潜水艦。
一見すると全く関係もなさそうな2人だが…
史実より
昭和20年4月。
大和が沖縄を目指す最後の出撃に向かう途上の海の上(来島海峡)で偶然出会った陸軍輸送潜水艦(まるゆ)艦長が「一度やってみたかった」と乗員を艦上に並べて登舷礼を行った。
すると。
なんと大和側の乗員が舷側に出てきて答礼。
一回りどころか10倍も違う相手に最大の礼を持って報いたのであった。
最弱の潜水艦が、最強の戦艦の最後の出航を見送る。なんともドラマチックな話である。
…このあと「大和の航行による大波でまるゆの乗員が全員ずぶ濡れになった」とか「まるゆ側の艦長が海軍贔屓になり過ぎて怒られて左遷された」の後「が、そのおかげで終戦間近の惨劇に遭わずに生き残った」とかそんな余談があるのもまた一興であろう。
四コマでの扱い
公式4コマではまるゆの初登場時に上記の登舷礼のエピソードが扱われ、まるゆにとって大和は憧れの存在となった。後に鎮守府に来たあきつ丸に対し、海軍式敬礼を行い「すっかり海軍の子になった」と嘆かれ、怒られた。その後も大和と矢矧と間違えたり、体育祭の騎馬戦で長門と3人で騎馬を組んだりなにかと絡むネタが描かれている。