本記事には18禁要素を含む為閲覧には注意されたし。
概要
とある事情(後述)により、女装を用いて少女としての振る舞いを強いられ、全寮制の女学園に転入することとなった一人の少年を取り巻く、少女達の心の闇を描いた物語。
いわゆる『ロリゲー』『ショタゲー』に分類されるような可愛らしいキャラクターがイラスト、CGを彩っているが、ストーリーには要所要所でダークな描写が垣間見え、ただのファンシーな萌えゲーでは終わらない妖しい雰囲気を持ち味としている。
登場人物
鷹森奈月(たかもり・なつき)
主人公。幼い少年。
名前は本名ではなく、姉『奈月』の事故死を受け入れられずに精神を病んでしまった母親により、自らを姉と同一視されてしまい付けられたもの。
本人も言われるがままに姉の姿を演じ、やがて本編の舞台である女学園に編入することとなった。
優等生の女生徒『紗耶香』に憧れを抱いていたが、ある時彼女に男であることがばれてしまい、秘密にすることと引き換えに紗耶香を『おねえさま』と呼び、どんな命令にも服従する奴隷として調教されていくことになる。
神倉紗耶香(かみくら・さやか)
成績優秀・文武両道・品行方正という、非の打ちどころのないお嬢様。
自分に厳しく、他人には清楚にして可憐という、とても幼い年齢とは思えない慄然とした言動をしている。
上記のような超然とした存在感から『紗耶香御前』の異名を持つ。特に病弱な妹『渚』のことを気にかけており、たびたび世話をやいているようだ。
常に自身を完璧な人間とするべく日々自己鍛錬に追われているが、そのストレスは彼女の心に密かな黒い欲望を芽生えさせている。
作中では奈月の秘密を暴露しないことと引き換えに、彼に様々な性的嗜虐・調教を行い、自らの心の奥底を解放していくこととなる。
神倉渚(かみくら・なぎさ)
紗耶香の妹。
生まれつき心臓に病気を抱えており、医務室から通学をしている幼女。
その体質故か、色白で線の細い体つきをしており、繊細な精神を内に秘めている。
紗耶香が常に気遣いと心配を絶やすことなく優しい心を向ける存在。
だが、ルートによっては……。
二ノ宮凛、蘭(にのみや・りん、らん)
双子姉妹の幼女。それぞれ桃・紫の髪を持ち、前者が凛で後者が蘭。
紗耶香の母方の従姉妹で、紗耶香の母の妹の娘にあたる存在。
両者とも悪戯好きで気まぐれな性格をしており、何を考えているのかを常に読ませないトラブルメーカー。
他人には常に人懐っこい態度を向けるが、それも素直なものではない。
物語内では双方が奈月に肉体関係を迫り、どちらを真に求めているかを問いかけてくるのだが……。
久慈川カレン(くじがわ・かれん)
主人公の同級生であり、寮のルームメイトである幼女。
ハーフであり外見も金髪碧眼という風貌だが、生まれも育ちも日本である為内面は普通の日本人である。
その外見を活かし「オーゥ、ワタシニポンゴ、ワカリマセーン」など、典型的なカタコト外人のモノマネをしては周囲を面白がらせている。
スキンシップを好んでおり、いきなり奈月に抱き着いてくることも多い。
『スーさん』というモモンガをペットに飼っている。
関屋光琉(せきや・ひかる)
紗耶香の親友。寮ではルームメイトにあたる幼女。
その関係からか他の女生徒の間では両者は『ベストカップル』とされている模様。
ボーイッシュな外見をしており、気さくで明るくスポーツに長ける。下級生からの尊敬を集める存在で『光の君』とも呼ばれているようだ。
が、教師に対しては斜に構えた発言が多く、その心証はあまりよくない。
母子家庭の生まれだが母親が他界しており、学園の理事長である紗耶香の父親の援助によって学園に通わせてもらっている。
OP
BGMのみ
動画
※18禁要素の強い部分は編集されています。
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