概要
テレビアニメ第1期終了直後に公開されたが、本作は諸事情でテレビアニメの元請けである日本アニメーションが関与しておらず、代わりにさくらの版権管理を行う会社「さくらプロダクション」が製作を行っている。監督 - 芝山努
ディズニーの『ファンタジア』などを意識した独特なアニメーション映像と音楽が融合した作品である。
長らく幻の名作と呼ばれてもいた。劇場公開は1992年末で、VHSとレーザーディスクが1993年にリリースされていたものの廃盤。ずっとDVDおよびBlu-ray化がされていなかった。2022年12月21日に、映画公開30周年を記念して、ようやくセルBlu-ray Disc化・レンタルDVD化がなされた。
あらすじ
学校で「めんこい仔馬」という歌を習ったまる子は、ある日、静岡の祖母の家近くで似顔絵描きのお姉さんに出会い、「めんこい仔馬」は、実は戦争で馬と少年が別れなければならない悲しい歌なのだと3番の歌詞まで教えてもらう。
ゲストキャラ
木村しょう子 - 高橋由美子
佐藤良一 - 松本保典
登場楽曲
『1969年のドラッグ・レース』
作詞:松本隆、作曲:大瀧詠一、編曲:CHELSEA、歌:大滝詠一
アニメーション演出・作画:湯浅政明
『ダンドゥット・レゲエ』
作詞:Seribayu、作曲:S.Aten、編曲:井ノ浦英雄、井上憲一、久保田麻琴、ARIBOW、歌:Campur DKI
アニメーション演出・作画:船越英之
『ヒロシの入浴』
作曲・編曲:近藤達郎、セリフ:父ヒロシ
アニメーション演出・作画:芝山努
『はらいそ』
作詞・作曲・編曲・歌:細野晴臣
アニメーション演出:芝山努
『買物ブギー』
作詞:村雨まさを、作曲・編曲:服部良一、歌:笠置シヅ子
アニメーション演出・作画:湯浅政明
『星を食べる』
作詞:滝本晃司、作曲・編曲・歌:たま
作詞:岡本圭司、作曲・編曲:ベートーベン鈴木、歌:バラクーダ
※ただし歌っていたのはバラクーダでなく、ひろしと友蔵。正月に泥酔した際に2人で(ワンフレーズのみ)歌っていた。
エンディング主題歌
『だいすき』