ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

目次 [非表示]

概要編集

和名アカハネムシ
学名Pseudopyrochroa vestiflua
分類鞘翅目 多食亜目 ゴミムシダマシ上科 アカハネムシ科 アカハネムシ亜科 アカハネムシ属
体長1.2~1.7cm
成虫の出現期3月下旬~7月
分布域日本(北海道九州対馬屋久島奄美大島)、千島列島樺太

アカハネムシ科に分類される昆虫の一種。

その名の通り、鞘翅が赤い事が特徴で、体色は黒。

触角は櫛状で、オスの方が長くて立派。

前胸背板には凹凸がある。

甲虫の仲間だが、翅は柔らかい。

赤い翅は体内に毒を持つベニボタル擬態して身を守っていると考えられている。

生態編集

春から夏にかけて平地~山地の里山的な広葉樹の森林内や林縁で見られ、植物上にいる事が多い。

昼行性で、明るい林内や林縁を飛び回る様子がよく見られる。

成虫は花の蜜や花粉を食べ、幼虫は扁平で、朽木の樹皮下で材や他の昆虫を食べて育つ。幼虫で越冬する。

アカハネムシ科昆虫のオスは繁殖期に毒性物質カンタリジンを、それを持つツチハンミョウカミキリモドキの死骸を摂食して体内に取り込み、メスと交尾をするときに、そのカンタリジンを頭部の分泌腺から渡すことが知られている。

メスはオスの分泌腺を舐めてカンタリジンを受け取ると交尾をし、受け取ったカンタリジンは卵に含ませて防御に使用する。

カンタリジンを持つオスは持たないオスより交尾成功率が高い。

関連タグ編集

アカハネムシ科

ゴミムシダマシ上科

昆虫

甲虫

ベニボタル

関連記事

親記事

ゴミムシダマシ上科 ごみむしだましじょうか

兄弟記事

pixivに投稿されたイラスト pixivでイラストを見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 26

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました