概要
TVアニメ『アイドルマスターシンデレラガールズ』2nd Seasonにおいて新たに結成された、アスタリスク(前川みく、多田李衣菜)に木村夏樹と安部菜々を加えたユニット。
公式名義は「*(Asterisk) with なつなな(安部菜々&木村夏樹)」で、デビュー曲はアニメ第19話EDとして使用された「Wonder goes on!!」。
誕生の経緯
もともと木村夏樹はシンデレラプロジェクトとは別部署のアイドルだったが、第19話で強い絆を結んだ多田李衣菜と一夜限りのユニット「にわかロック」を結成し、李衣菜のユニットパートナーである前川みくも途中から加えてのスペシャルステージを披露した。
その後、夏樹はシンデレラプロジェクトに合流することとなり、NO MAKEにて先の限定ユニットの感触を惜しむ李衣菜の希望でアスタリスクと夏樹が合同で企画を組む運びとなった。
そこへ突如として現れたのが安部菜々である。
彼女の口から語られたアスタリスクのバージョンアップ案によると、要はロックアイドル2人とネコミミアイドル1人ではバランスが悪いためウサミミアイドル菜々が加わることで動物成分をさらにプラスしてバランスを取ろうというのだ。
この提案に夏樹は困惑していたが、アスタリスクの2人は完全に納得。
かくしてキュート成分とロック成分がそれぞれ倍増しとなった画期的なユニットが誕生するが、まもなくしてメンバーのメイドに対する見解の相違により解散となった…
が、そこは旧態からの伝統芸なのでやはりあっさり再結成。
第21話にてオータムフェスの出場枠として正式にシンデレラプロジェクトからユニットデビューすることとなった。
ユニットの特徴
上の記述のみでは菜々が突然湧いて入ってきたように思えるかもしれないが、菜々は第16話からみくの目標とされており、この2人もまた強い絆で結ばれている。
つまりこのユニットは、アスタリスクの追加強化版というだけでなく、いわば2つの師弟関係(夏樹×李衣菜、菜々×みく)のドッキングという側面も持っているのである。
そもそもこのユニット自体がこれまでの武内Pと美城常務の対立する2路線の賜物のようなもので、双方の各アイドルへの対応が1つでも違えば、この4人が1つのユニットにまとまることもなかったことがうかがえる。
さらに、ユニット結成は管理職の意向によるものではなくメンバーの完全自主性に基づいているという点から見ても、アニメで誕生した中では特に異色さの際立ったユニットである。
ちなみに、メンバーには作詞経験者も作曲経験者もいる。
また、みく×李衣菜×夏樹の関係が李衣菜をめぐる三角関係にも見えることから二次創作においては「修羅場トリオシンデレラガールズ」として扱われており(夏樹は楽しんでる場合が多いが)、菜々が加わることでその緩衝材としての役割を果たす…とは到底思えない。むしろ浮気現場を物陰から目撃して話をややこしくする家政婦のポジションか。
なお、放映前にこんなパターンを予言していた人も
アニメ以外の活躍
神撃のバハムートとのコラボイベント「月の使者と輝きの少女達」にて、なんとメンバー4人まとめて参戦となった。イベントストーリーではアニメを踏襲したかの如く仲睦まじい4人の掛け合いを見ることができるほか、李衣菜の最大進化カードでは1枚のカードに4人が勢ぞろいしている。
関連タグ
メンバー相関
※ユニット名「Rock the Beat」。