概要
『SDガンダム外伝』第4作「機甲神伝説」に登場する、デラーズ王国の幹部。
その正体は重騎士ガンダムGP02が「魔の盾」により操られた姿であり、全身はサタンガンダムを思わせる黒一色に変貌を遂げている。
頼りない国王エギーユ王を操る副官にして事実上の最高幹部であり、漫画版ではエギーユ王に対しても面罵する、暴行して指揮権を強奪するなど横柄な態度が目立ち、仲は最悪であった。原作とは大違いである。
機兵並みに巨大化する力を持ち、並みの機兵ならば素手で破壊してしまうほど狂暴にして凶悪。漫画版ではグランレックスの両腕を破壊している。
神秘騎士ネオガンダムを攫い機甲神を手に入れようとするも、ネオガンダムの守護機甲神であるエルガイヤーとの戦いに敗れ、フレメンで復讐戦を挑むもエルガイヤーに魔の盾を破壊される。
GP02を操っていたのは、倒されたはずの闇の皇帝ジークジオンであった。ジークジオンはGP02から分離して逃走し、エギーユ王に憑依して名実ともにデラーズ王国を掌握する。
残されたGP02は正気を取り戻し、騎士ガンダムガーベラスにより運命の三騎士に選抜された。漫画版ではアトミックガンダムはエルガイヤーとの初戦で右目と右手を潰されているが、ジークジオン分離後は元の姿に戻っている。