概要
CV:橘龍丸
「元祖返り」だけで構成された犯罪集団『六指衆』の第五指。
目元に三本の線と長い黒髪を三つ編みにしている長身の男悪魔。
注意:本誌のネタバレを含んでいる場合があります。単行本派の方はご注意下さい。
人物
軽い性格をしており、常ににやけた表情を浮かべ間延びした喋り方をする。
だが、今の平和な魔界を嫌悪し刺激を求めるかなりの戦闘狂であり、バラムの殺気を帯びた威嚇にも喜び興奮していた。
驚異的な身体能力の持ち主で、一撃一撃が重く多少の攻撃では物ともしないタフさに加え、隠れている相手をすぐに見つけたり、相手に気付かれること無く近づくことも出来るなど、索敵能力に長けている。
初登場時は帽子を被ったチンピラ風の服を着ていた。
再登場以降は黒を基調とした教師の制服を着ている。
作中の活躍
初登場はウォルターパークのスタッフとして潜入し、仲間のマエマロとともに射的屋をやっていた。
ウォルターパークの地下にある監獄に収監されているアミィ・キリヲを救出するため、用意していた魔獣が暴れている隙に監獄を襲撃し、多数の看守を倒し、キリヲを救出する。
その後、バールから「デルキラの遺物の奪取」の命令を受け、シーダとともに悪魔学校(バビルス)に新任教師として潜入し、問題児クラスの実技担当補佐として赴任する。
問題児クラスとの対面後にシーダとともにバラムに招かれて「なぜバビルスに来たのか」と質問され、「(教育的な意味で)ぶっ壊すため」と答えたことで「それに生徒も含まれているのか」と殺気を帯びた威嚇をされるが、シーダが庇ったことで事なきを得る。
『心臓破り』では、教師陣の第二陣として出撃。
そばで隠れていたプルソン・ソイの家系能力を見破り、チーム・プルソンの風船を二つとも同時に割った(だが、先輩教師のムルムル・ツムルにせめて一つずつ割れと叱られる)。
その後、2年塔屋上にいたチーム・サブノックを急襲し、圧倒的な身体能力で彼らの最後の風船を割るが、タガが外れて暴走を始めてしまう。任務失敗を覚悟でリタイアしたサブノックを殺す勢いで痛めつけるが、悪周期を解放したサブノックの反撃を受ける。
悪周期状態のサブノックの猛攻を受けるもサブノックが1年生を気にかけてよそ見した隙に倒し、悪周期解放薬をさらに飲ませてこちら側に引き込もうとするが、駆け付けたバラムと交戦する。
前からバラムと戦ってみたかったアトリは生き生きと攻撃をしつつこちら側に引き込もうと言葉で惑わそうとするが、バラムに聞く耳を持たれず彼の一撃を受けて倒れる。
だが、直後に身体から無数の糸が出て来て繭のように包まれ、すぐに繭から出てくると腕が六本となって蜘蛛を彷彿させる姿(現時点で家系能力の1つかについては不明。さらに腕は伸縮自在)となって復活。バラムに蜘蛛の糸を飛ばして怯んだ隙に逃亡し、任務失敗を悟ったアトリはせめてもの手土産として鈴木入間の拉致に向かう。
途中で木の上に隠れていたアロケル達を発見して拘束し、入間の居場所を尋問しついでに殺そうとするが、駆け付けたイポス・イチョウとオリアス・オズワールに救出され、イポスと交戦するもすぐに離脱。
そして、ついに入間を発見し、彼を守ろうとするカルエゴと交戦する。カルエゴは使い魔状態のため弱体化しており、分が悪かったため入間達を爪檻(ビュウラ)で閉じ込めて守ったが、アトリは爪檻を力技で強引に突き破って入間を捕まえ、繭で包んで連れ去ろうとする。だが、直後に仲間であるはずのシーダにアトリは蹴り飛ばされ入間を奪還される。
シーダの裏切り行為に激昂するが、直後に駆け付けた教師達に包囲され、さらには理事長・サリバンも到着して拘束される。だが、そこにアムドゥスキアス・ポロが現れて彼を救出して去って行った。
帰還後は、バールに暴走して任務を失敗したことを咎められたが、本人は本気でシーダに蹴られたことにショックを受けていた。だが、バールの考えを聞きシーダに感謝する一方で彼が持ち出した問題児の能力表によって、入間の能力表にデルキラの紋章が刻まれていることから、入間はデルキラの魔力を持っていることが判明する。
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