※この項目には『テイルズオブシンフォニア』の最も重大なネタバレが存在します。記事を閲覧する際には自己責任でお願いします。
「おまえたちには感謝している……この力こそ、私が求めていたもの!!」
「見よ!この力を!」
CV:田中大文
概要
フラノールで発生するサブイベント『魔剣士』で出会う謎の青年。
ロイド達が住む世界を魔の秩序に基づく暗黒の世界に変えようと目論んだ『魔将ネビリム』という人物を討った『魔を狩る一族』の末裔。
ネビリムの絶命時に放たれた呪いによって彼の一族は呪われており、彼自身の身体も呪いによって蝕まれてきたためネビリムが身に付けていたというネビリムの意思を宿した9つの呪われた武具『闇の装備品』を集めて封印し、一族の呪いを断とうとしていた。
呪いによって自分一人での封印が出来ずにいたところを偶然闇の装備品を持っていたロイド達に闇の装備品の回収を依頼してきた。
その後、ロイド達は闇の装備品を全て集めて『闇の神殿』で封印の儀式を行うという彼の言葉に従って闇の神殿の最深部に集まったがここで衝撃の事実が明かされる。
彼の精神は既に闇の装備品に宿るネビリムの意思に洗脳・支配されており、魔剣士に仕立て上げられた彼は世界を暗黒の世界に変えるための傀儡と化していた。
そして闇の禁書『ネクロノミコン』でネビリムの力を引き出し、全ての闇の装備品を駆使してロイド達に襲いかかった。
その強さ
魔の武器すべてをそろえた彼は
それに魅入られてしまったのね
ステータス | ノーマル時 | マニア時 |
---|---|---|
HP | 120000 | 240000 |
TP | 8200 | 16400 |
攻撃力 | 2350 | 3525 |
防御力 | 425 | 425 |
ラスボスをも凌ぐ戦闘能力の持ち主でパーティメンバーの多種多様な術技や秘奥義を駆使して攻撃してくる。攻撃力と防御力が非常に高く、なにより作中最高レベルのHPを誇る上、PS2版以降はオールディバイドを無効化してくるため苦戦は必死。
あまりに強いためやりこみプレイヤー達は難易度を最高ランクの『マニア』にして操作キャラ単独ノーダメージ撃破を目標にするとか。
だが、パワーソースであるTPを消費する攻撃手段しか持っておらず、そのTPが枯渇すると……?とはいえ、彼の消費TPが一律8というインチキ設定である上ノーマルの時点で8000以上もあるので使い切らせるのは非常に難しい。
ちなみに彼に勝利すると闇の装備品の真の力が開放され、以降闇の装備品は「装備者が倒した敵の数の累計=攻撃力」というトンデモ性能を誇る武器になり、極めれば最高5000ダメージを与えることができる事実上の最強武器と化す(術攻撃主体のジーニアスやリフィルには微妙だが)。
なお、GRADEショップで「戦闘情報引き継ぎ」を購入しておけば2周目以降で闇の装備品の真の力が開放された際に前の周でのアドバンテージを得られるようになる。
結末
激しい死闘の末にロイド達はアビシオンを撃破したが、彼を支配していたネビリムの意思は今度はプレセアを支配しようとする。
ロイド達が闇の装備品を集めている最中にプレセアはたびたび闇の装備品の声が聞こえたり頭痛が発症するなどエクスフィアの影響で孤独な人生を過ごしていた彼女はネビリムにとって傀儡としての適正があったのだ。
ネビリムはプレセアの支配に一瞬は成功するもののコレットの天使の力によって支配を解かれてしまい、ネクロノミコンはジーニアスの魔法で燃やされた事で今度こそネビリムの脅威は消え去る事となった(一方リフィルは貴重な資料を失った事を残念がっていた)。
このイベントの後にプレセアが称号「うつろな魂」を取得する。この称号は全てのステータス上昇ボーナスにプラス補正がかかるという最強の称号である(実は闘技場をそのプレセアでクリアすることで入手できる称号「闘技場に咲く花」は全パラメータ上昇ボーナスのプラス補正が唯一1ランクと低めに設定されている)。
余談
PS3以降のリマスター版では、何故か髪の色が金色に煌めく炎のようなものになっている。新規に用意されたカットインでは従来通りの赤というズレがあり、真相は不明。
関連タグ
魔装備関連の隠しボス
アビシオン→レプリカネビリム