概要
オリジナルビデオ作品『ウルトラマンG』のコミカライズ。講談社の幼年誌『テレビマガジン』1990年10月号から1991年11月号まで掲載された。作者は島本和彦。
最終回を3分割しているため、本編より1話多い全14話。
当時島本氏は非常に多忙だった為、シナリオとビデオを元に執筆していたがビデオのダビングの質が悪く、怪獣の細かい部分までは分からなかった。
また、テレビマガジンのような幼年誌は一般的な漫画雑誌よりもページ数が少ない為ストーリーも全てを描き切ることが出来ない状態になる。
そんな中、島本氏は「どうせ子供たちが見たいのはウルトラマンと怪獣の戦いなんだからドラマパートはダイジェストで纏めていいだろう」と考え、ストーリーの大まかなあらすじを1ページ目の文章で解説し、Bパート部分から始めるという手法をとるようになった。
1993年に徳間書店から、2016年には小学館から新装版の単行本が発売されている。どちらも全1巻。