概要
登場は原作第12巻から。
強固な装甲に加え、物理攻撃無効化という強力なアビリティを持つが、その実態は加速研究会の実験によって生み出された「人工メタルカラー」。
人物
色を示す「ウルフラム」とは、戦車の装甲や徹甲弾の素材にも使われるタングステンの別名であり、その名の通りメタルカラー屈指の防御能力を有している。
加えて「サーベラス」は三つ首の魔犬「ケルベロス」の別名で、犬の頭に似た形の頭部と同型のショルダーアーマーがトレードマークとなっている。
能力
大半のメタルカラーと同じく武器は使わず、バトルスタイルは徒手格闘特化型。加えてアバター自体の硬さもあって並みの攻撃を寄せ付けない。
- 物理無効(フィジカル・イミューン)
本体であるサーベラスIのアビリティ。文字通り、斬撃・打撃・銃撃といった物理攻撃により発生するダメージを無効化する。常時発動型ではなく必殺技ゲージ消費による任意発動型であり、ゲージが空のときには使えない。また、特殊攻撃や投げ技のダメージは防げない。
このアビリティによって攻撃してきた相手に反動という形で逆にダメージを与えたり、発動中自ら相手に攻撃を仕掛けることでダメージを底上げすることができる。
- 能力捕食(ウルフ・ダウン)
左肩に宿るサーベラスIIのアビリティ。左肩頭部を展開させて他のアバターを喰い千切り、その総量に応じた時間だけ食べたアバターの能力を複製し使えるようになる。
- 魔王徴発令(デモニック・コマンディア)、虚無の波動
右肩に宿るサーベラスIII、ダスク・テイカーの必殺技と心意。心意についてはサーベラスのアバター特性に合わせ、装甲強度拡張技として使えるようになっている。
- パラダイム・ブレイクダウン
テイカーに代わって右肩に宿らされたオーキッド・オラクルの心意技。
その他
元々は作品のアニメ化に伴い実施されたアバターコンテストから採用されたものだが、実は原作者が構想していた新キャラクターと偶然にも被っていた。応募イラスト