「………”夢”か ”運命”か…………」
概要
主人公モンキー・D・ルフィが幼少期を過ごしたフーシャ村の村長。
少なくともルフィが7歳の頃(本編開始より10年ほど前)から変わらず村長を務めており、新世界編においても健在。ただ足腰は弱っているのか、時折杖を手にしている(常に持ち歩いているわけではない)。また、本編開始後は10年前に比べて白髪が目立つようになり、顎には髭を蓄えている。
プロフィール
本名 | ウープ・スラップ |
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所属 | フーシャ村 村長 |
誕生日 | 2月28日 (ウープスラップ(2)、フ(2)ーシャ(8)村村長) |
星座 | うお座 |
初登場 | 単行本1巻 第1話『ROMANCE DAWN-冒険の夜明け-』 |
WT100 | 37位(37528票) |
CV | 千葉繁、青野武、園部啓一 |
人物
ルフィの「海賊になる」という夢に対して明確に反対していた数少ない人物で、ルフィが新聞に載る度に宴を開く村人たちを怒鳴り散らしている。
また、ルフィのとんでもない血筋や育ての親と義兄弟についても把握している。
また、ガープのその凄まじい戦歴から信頼すると共に破天荒さなどを問題視しており「親子3代どうかしとるわい…」とガープも含めた上でボヤく一幕などもあった。
現在のルフィを「村の汚点」と呼び、その暴れっぷりを新聞で見る度に険しい表情を浮かべているが、決して彼自身もルフィを心底嫌っているわけではなく、むしろ心配している。幼少期のルフィを海賊にさせまいと度々説教したり、山賊に捕まったルフィを救うため土下座で頼み込むなど、ルフィを大切に思っているからこその行動も目立つ。
結局ルフィの夢を諦めさせる事はできなかったが、そんなルフィが村を出ていく姿をマキノたちと(一人ボヤキながらも)見送っている。また、頂上戦争の終盤で行方不明となったルフィについて真っ先にガープに聞くなど、今でもルフィを心配する思いに変化は無い模様。とはいえルフィが無法者の犯罪者には変わりないので村人がルフィが海賊として名を上げていくことを酒の肴にするようなことには不満を抱いている。
ガープとも付き合いが長いらしく村の住人がガープの行方不明で不安がる中、少なくとも表向きには不安の感情を出していなかった。
意味深なボヤキをするのでDについて知識があるのではと思われるが詳細は不明。
余談
原作が1000話に到達した頃、世界規模で実施されたONEPIECEのキャラクター人気投票。この中で意外な健闘(?)を見せたキャラクターがぼちぼち見られた。ウープ・スラップもその一人である。
しかし、これはこのイベントに組織票が紛れており、その影響によって一部のキャラが強引に順位を引き上げられた模様。そしてその中でも特に上位に食い込んだのがウープ・スラップだったというだけである。
ただ、本気で自分の推しキャラに投票した純粋な本作のファンがあまりにも多すぎたため、3万を大きく超えるほどの票を得ながら最終的な総合順位は37位という微妙な結果に終わった。
- 担当声優
登場回数が少ないのもあってか安定しておらず、回によって千葉繁や園部啓一が演じている。
テレビアニメ45話のみ、同回にてジュラキュール・ミホークも担当した青野武が兼任した。