概要
ジャレコが1983年に販売したアーケードシューティングゲーム。
北米ではタイトーが販売していた。
操作系は8方向レバーと2ボタンで、弾数制限は無いが画面内に1ショット分しか出せないデュアルショットと、弾数制限はあるが連射可能なシングルショット(敵を破壊する度に弾数が補充される)とを使う。
自機には慣性が掛かっており、それが他のゲームと一線を画しているが緊急回避ができない分、難易度は高めである。
ただ、特筆すべきは背景の疑似3D表現で、自機の移動に合わせた多重スクロールや表示域の増減は、当時としては圧巻の出来であり、当ゲームの最大の魅力とも言える。
SG-1000、ファミコン、MSXに移植されているが、ハードの性能上、3D表現は十分に再現されておらず魅力半減である。
1985年にMSXで『エクセリオンⅡゾルニ』という続編が発売されているが、敵が異なるという程度の違いでしかなく、3D表現も改善されていない。
1987年にはアーケードゲームで『エクセライザー』(海外名「SKY FOX」)という続編も出ているが、
宇宙空間であるため3D表現は無く、自機の慣性も廃止されており、敵の形状以外に続編らしさはない。
2023年、シティコネクション(開発:ハッピーミール)からリメイク作品『ファイナルエクセリオン』が、Nintendo SwitchおよびSteam用として発売された。