概要
エニグマ(にじさんじ) とは「にじさんじGTA」で結成された麻薬カルテル組織である。
本来GTAでは麻薬の密造と売買はギャングのしのぎの一つなのだが、VCRGTA経験者である葛葉がタクシードライバーとして働く傍ら、ギャングより先んじて麻薬の製造を行っていた。
この頃からメロコ、レオス、フレンと紆余曲折あってグループを組み、麻薬の密造・売買をしていた。
にじさんじGTA4日目に、彼らを見てきた運営である叶がユニークスキル扱いで麻薬カルテルのジョブを特別に用意。4人は麻薬カルテル「エニグマ(enigma)」を結成、新勢力として本格的に活動を開始した。
ギャングたちと提携して彼らが大型犯罪する傍ら麻薬を売りさばき、ギャングたちにはカルテルでしか作れない秘密の新薬を卸すなどして、夢を叶えるための莫大な資金を得た。
メンバーは少数精鋭で、武装はしているが他の武装組織ほどの規模や装備はなく、あくまでも麻薬売買に特化した組織である。
徹底した秘密主義を貫いて活動していたため、犯罪に関与していていない白市民には最終日まで組織名すら明かされなかった特徴がある。
主要メンバー
葛葉
「ハッピー交通」のタクシードライバーにしてenigmaのリーダー。
経験者で真っ先に麻薬製造のメモを集め、メンバーを集めて組織を作った。
最初はメンバーにも重要な部分を明かさない等の行動をとっていたが、レオスが起こした大事件で腹の内を曝け出しあい、最終的に共犯者として結託した。
当初は「このメンバーで大丈夫か?」と不安視していたが、0から100まできっちり教える面倒見の良さと失敗したメンバーのフォローなどで徐々にボスとして慕われ始める。
最後の夢である高額のスーパーカーが欲しいと吐露した時はメンバーたちがお金を出し合い、無事に購入。「いい仲間を持った!最高にハッピーだ!」と感謝と喜びを爆発させていた。
狂蘭メロコ
タクシードライバーでenigmaの幹部。
ドウェイン・ジョンソンと山村紅葉のハーフを自称する強面スキンで登場。
一緒にやってきたオリバー・エバンスに裏切られ、警察に逮捕された経歴がある。
逮捕前に葛葉と出会ってタクシードライバーを紹介されており、連絡を取ってそのまま所属した。
レオスの起こした爆発事故に巻き込まれる、誘拐未遂事件に巻き込まれるなど不憫なことも多くあったが、それでもこのメンバーとの関わりをとても大切に想っている。
他のメンバーたちが次々夢を叶えているのをみて「メロコさんの夢は?」と聞かれた際、組織結成当初は「夢ってなんなんでしょう?」と言っていたが、「私の夢は皆さんの夢なんどすわ」と組織の関係と一緒に過ごした時間だと示唆していた。
レオス・ヴィンセント
(左側の人物)
「七次元生徒会パン屋」を経営しているenigmaの幹部。
裏メニューとしてハッピーになれるパンを作るためにタクシードライバーをしている所に葛葉と出会い、意気投合して仲間に。
しかし、最初は葛葉の大事なことを言わない態度に「自分たちを裏切るのではないか?」と疑心暗鬼を抱き始め、麻薬の原料となる花を採取している時にやってきて警察に「葛葉に指示された」とあっさり白状したり、出し抜くために説明を聞かず麻薬を製造するも失敗して大爆発を起こすなどトラブルを引き起こした(この爆発で警察に通知が飛んだ)。
これには葛葉も驚き、急いでメロコとレオスを担いで逃亡。腹の内を曝け出したこと、また見捨てても良かった場面で二人を担いで逃げたことで彼を信頼し、共犯者となった。
同じパン屋のメンバーである周央サンゴ(右の人物)には「ローズマリーなどの花をパンに練りこんだ」と方便を使っていた。
しかし4日目に花の場所が地図上で表示されると、周央サンゴはレオスを手伝うために単独で花を採取に向かってしまう。(幸いにも普段沢山パンを作って持ち歩いていたため所持枠が足りず、花の採取はされなかった)
帰る為にメロコにタクシーを依頼したが、丁度その時enigmaのメンバーがアジトに集結しており、タクシーの呼び方も教えていないサンゴがタクシーを依頼したことにレオスは疑問に感じ、そしてパン屋のメンバーでもある樋口楓から事情を聴いた。
他のenigmaメンバーも良心の呵責に耐え切れず、「レオスを組織から出すか」という話まで持ちあがるも、レオスの夢と覚悟を本人の口から聴いたことで組織の結束は固くなった。
最終的にレオスは一度も逮捕されず白市民を貫いてパン屋のためにヘリコプターを購入。
そのヘリに乗って彼は最終決戦で頼れる戦力になった。
フレン・E・ルスタリオ
「くまさんタクシー」のタクシードライバーであり、enigmaの幹部。
当初はにじさんじメンバーを相手にタクシードライバーをしており、法外の値段を請求するぼったくりタクシーをしていた。そして同業他社の葛葉と互いに悪評を振りまいたり争っていた。(結果的にこれが葛葉と同じ組織に所属していると思われなかった原因ともなった)
タクシー運転手の仕事で手に入る麻薬製造のメモについて葛葉から探りを入れられるも、無知ゆえに結果的にうまくかわし続けていた。
麻薬製造のメモを手に入れた後、ギャングたちから高値で取引しないかと持ち掛けられるもなるべく値段をつり上げようと考え、葛葉と接触。
警戒していた葛葉もギャングに売られることを考え、裏切りを警戒しつつも情報の独占のためにフレンを勧誘した。
抜けている所もあったが、明るいムードメーカーで、メンバーとすぐ打ち解けた。
新薬の材料となる花を取りに行く際に泳ぎ方が分からず溺死し、葛葉に救助されたことをきっかけに葛葉を「ボス」と慕うようになる。
最終的に1億の家を購入し、最終日に多くのにじさんじメンバーを招いてパーティを行った。また、最終日の集合写真はフレンの家で撮影された。
末端メンバー
enigmaの主要メンバーは上記の4人だが、リスク回避のために何人かバイトを雇っていた。
・矢車りね
・ましろ
・来栖夏芽
※他にメンバーがいたら追加をお願いします。