概要
東宝芸能所属。
早稲田大学政治経済学部経済学科卒業。
母は作家の山村美紗。
夫は元財務省官僚で、自身も国税庁国税専門官(リアル「マルサの女」)だった。
本名は吉川 紅葉。山村は旧姓である。
大学在学中の1983年に、母・山村美紗の著書が原作のテレビドラマ『燃えた花嫁〜殺しのドレスは京都行き〜』で女優デビュー。「卒業するまでの記念に」とその後も母の作品を中心に20本ほど出演した。
1984年に国税庁国税専門官試験に合格。大学卒業後は女優を引退し、大阪国税局で国税調査官として働く。
26歳のとき結婚し、退職。
結婚後は専業主婦になるつもりだったものの、出演依頼が多数あり女優としての活動を再開した。
夫の海外転勤(ニューヨーク)が決まった際、本来は同行しなければならないところ、その一年前から初舞台の予定が入っており、離婚を覚悟の上で説得し出演した。夫は当初しぶしぶという感じであったが、一時帰国の際舞台を観劇、応援するようになった。
母や家族ぐるみで親交のある西村京太郎の作品が原作のドラマを中心に500本以上出演し、「2時間ドラマの裏女王」と呼ばれる。
また、母の山村美沙は晩年「あたしが死んだら紅葉がドラマに出られなくなるから」と、体調不良をおして作品を書いていた。
出演作品は推理もの、サスペンス、ミステリーのジャンルが多いが、流暢な京言葉を活かし時代劇などにも出演している。また、近年は現代劇やコメディでも活躍している。
若い頃は非常に痩せており、洋服のサイズは5号(XS)で、用意された衣装が合わないほどであった。しかし、ビール好きで、かけつけで2リットルも飲むなどしていたこともあり太ってしまった。2014年ごろから禁酒し、ダイエットに取り組みマイナス8キロ、リバウンドもあったが、2019年にはたかの友梨ビューティクリニックと協力し、マイナス11キロのダイエットに成功している。
ハローキティの大ファン(キティラー)。自宅には多数のキティグッズを所持・保管している。
出演作品
(膨大な数に及ぶため、一部のみ)
- 『キャサリン』シリーズ、『舞妓さんは名探偵!(祇園舞妓 小菊シリーズ)』シリーズなど、山村美紗原作のドラマのほぼ全てのシリーズ
- 『十津川警部』シリーズ、『終着駅』シリーズなど、西村京太郎原作のドラマの多くのシリーズ
- 出るトコ出ましょ!…亀井節子
- 夫婦善哉…梅の屋の女将
- 夏の恋は虹色に輝く…山村紅葉(本人)
- ハクション大魔王…ゲジゴンの母
- 最後のレストラン…楊貴妃
- 勇者ヨシヒコと導かれし七人…ヒサの変装のひとつ
- 東京タラレバ娘…占い師