概要
CV:遠近孝一
異名は「死神」。
六魔将軍傘下の闇ギルド「鉄の森」のエースで、武器に身の丈ほどもある大鎌を使用する。
使用するのは風の魔法であり、攻撃力は非常に高い。性格は残虐にして冷酷で、違法な暗殺稼業を得意としている。
ゼレフ書の悪魔「ララバイ」の能力で自分たちからギルド権をはく奪したマスター達を腹いせに殺そうと計画し、「妖精の尻尾」を駅舎に閉じ込めるも、色々あって脱出したナツと戦闘になる。
当初こそ「炎は気流(風)には逆らえない」ということで圧倒するも、ハッピーの(安い)挑発にブチギレたナツの激しすぎる怒りを買って気圧を強引に「熱」で変えられてしまい敗北。
その後「鉄の森」は評議員に逮捕され壊滅されるも、一人だけ逃走した。
漫画では以降全く登場しないのだが、実は話数の都合上カットされただけでニルヴァーナ編にて再登場していた。アニメではそのシーンが追加されている。そこでもナツに手ひどく敗北したのだが、六魔将軍が再登場するオリジナル長篇「星空の鍵」編で思わぬ再登場を果たした。
使用魔法
風を操り、鎌を箒代わりに風に乗って空を飛ぶこともできる。
- 「魔風壁」
巨大な竜巻を生成し周囲を包む結界を作り出す。外部からは出入り可能だが、内部からの脱出は(穴を掘って地中を進まない限り)無理。作中では駅を覆い尽くした。
- 「暴風衣(ストームメイル)」
風の鎧を纏い防御力を上げる。
- 「暴風波(ストームブリンガー)」
烈風を起こし相手を吹き飛ばす。
- 「翠緑迅(エメラ・バラム)」
上級魔法。強力な鎌鼬で敵を斬り裂く。その威力たるや一撃で鉄橋を両断しており、ハッピー曰く「常人ならバラバラ」らしいがナツには根性で耐えられた。
グリムリーパー
新生六魔将軍の新規メンバーとして選ばれたエリゴールのコードネーム。
元々エリゴールはニルヴァーナ崩壊に伴い評議院に逮捕されていたのだが、六魔将軍の脱獄に伴い、改悛したホットアイの後釜として選任された。
髪は全て抜け、投獄されるまでのすべての記憶と引き換えに莫大な魔力を得た。記憶力が著しく欠落しており、数分前の事すら思い出すことが出来なくなっている。
風、つまり気流を操ることにより、今までの風魔法に加え雷や雲も操れるようになった。攻撃の前には天気予報のように技を宣告し相手を甚振るクセがある。
かつてとは比べ物にならないほどの魔力で妖精の尻尾を鎧袖一触するも、ウェンディがビックスローを身を挺して庇ったのを目の当たりにして、過去の記憶が芽生え始め錯乱。その様子を見たウェンディの放った治癒魔法付き「天竜の咆哮」を受けて記憶障害が「治癒」され、気を失った。
意識を取り戻してからは「グリムリーパー」としての記憶と人格は消滅したようである。
余談
名前の由来はゴエティアの悪魔の一角「エリゴール(エリゴス、アビゴルとも)」から。
関連タグ
ハリケーンドラゴン(仮面ライダーウィザード)、黄衣の王(這いよれ!ニャル子さん):同じく風属性の使い手で、能力が覚醒したことにより気候そのものを操れるようになった人々。ただしどちらも善人である。