作品名・用語
- 児童文学のひとつである『オズの魔法使い』の略称
- アニメ映画『サマーウォーズ』に登場するインターネット上の仮想世界。→OZ
- コナミから発売されたアクションゲーム → OZ-オズ-
- アメリカの刑務所を舞台にしたドラマ → OZ/オズ
- 新機動戦記ガンダムWに登場するロームフェラ財団の私設組織 → OZ(ガンダムW)
人名
- シミュレーションゲーム『タクティクスオウガ』の登場人物。→オズ・モー・グラシャス
- 『PandoraHearts』の主人公。→オズ=ベザリウス
- 『メイプルストーリー』の登場人物。
- 『穢翼のユースティア』の登場人物。
- 『ディバインゲート』の登場人物。
- 『オズの国の歩き方』の登場人物。→オズ(オズの国の歩き方)
- 『Shadowverse』の登場人物。→オズの大魔女
- シミュレーションゲーム『タクティクスオウガ』の登場人物。→オズ・モー・グラシャス
- スマートフォン向けゲーム『魔法使いの約束』の登場人物。→オズ
オズの魔法使いの「オズ」
はじめに断っておくが、オズとは単独で人名を表す言葉ではなく、「オズ王国」という魔法の国を表す言葉である。なので人名として使用する場合は「オズの魔法使い」まで表記するのが正解。
この「オズの魔法使い」はオズ王国にあるエメラルドの都に住む偉大な力を持つとされた王にして魔法使いであり、玉座に巨大なエメラルド色の巨顔が座ったような恐ろしげな姿をしている(緑色のアンドルフおじさんと考えてもらえばわかりやすい)。
しかし、それはスクリーンに投影した巨像であり、その正体はオマハから気球に乗ってやってきた老人であった。オズ王国は科学が発展していないため空を飛べる人間は魔法使いしかおらず、さらに当時のエメラルドシティは東と西の悪い魔女たちに狙われており、住民たちは老人を都を守ってくれる為にやってきた魔法使いだと思って大歓迎したのだった。詰まる所、彼は魔法使いでもなんでもなく、大魔法使いに祭り上げられた只人でしかない。だが老人も決して悪意で住民たちを騙していたわけではなく、文明の知識やペテンを駆使して強力な魔法使いに成りすます事で都を悪い魔女から守っていたのだった。
だが、ここまで旅を続けてきたドロシーらに褒美をやらないのは申し訳が立たないので、臆病なライオンには勇気の出る…とされる怪しい薬、ブリキの木こりにはおがくずを詰めて作った心臓を、頭の弱いカカシには糠と針を詰め込んだ袋で作った脳みそとオズ王国の統治権を与えた。ドロシーを家まで送り届けようとするが、離陸時に子猫をトトが追いかけた為にドロシーも彼を追ったので、魔法使いだけが帰郷する事となった。