≪俺たちだって英雄になろうとした!≫
日本語CV:川原元幸
概要
「エースコンバット7」のDLC「SP MISSIONS」において主人公、トリガーを付け狙う謎の部隊、「ミミック隊」の1番機を務める。
TACネームはレイジ(RAGE)。2番機のスクリーム、エルケは彼の姉。
黒と灰色のダズル迷彩にフォルスキャノピー(機体下面に塗装された偽のキャノピー)の施されたSu-47を駆る。
冷静沈着で頭が切れ、激昂しやすい姉のスクリームを制御している一方、「平和は搾取によって成り立っている」と思っており、そんな世界は一度滅茶苦茶になればいいとどこかで思っている。
オーシア、エルジア両軍に攻撃を仕掛けた事から姉共々ロングレンジ部隊の面々からは「コウモリ」と呼ばれており、部隊エンブレムも幾何学的に描かれた蝙蝠のエンブレムである。
機体主翼にオーシア空軍のラウンデルが存在するが、無線の顔写真に記されている「GRGM」から察するに、多国籍企業ゼネラルリソースのグループ会社である民間軍事会社「GRガーディアン・マーセナリーズ社」所属だと思われる。
関連タグ
これ以降は『ACE COMBAT 7 SKIES UNKNOWN』のDLCストーリーに関わる重要なネタバレを取り扱っており、到達前の閲覧は初見の楽しみを大きく削ぐ可能性があります。
出来れば到達前であればブラウザバックを推奨します。
劇中において
SP MISSION1
DLC第4弾のSP MISSION1「Unexpected Visitor:解放された者」で原子力潜水艦アリコーン鹵獲作戦が展開されているアルティーリョ港上空で繰り広げられている大空戦に突如乱入、トリガーを姉と共に執拗に狙う。
Su-47の機動性を活かし、片方が敵を引き付けている間にもう片方が背後から熾烈な攻撃を加える戦法を得意とする。彼らの機体にはかつてのユージア大陸紛争で出現した真紅の機体が仕掛けてきた電子攻撃とよく似た敵機のHUDに無数のダミーコンテナを映し出すHUDジャマーを仕掛けてくるがミスターX程ドッグファイトが強いわけではないので友軍の電子支援によるサポートも活用し鹵獲作戦に復帰するためにも手早く撃退したい。
攻撃により一定ダメージを与えるか無視して鹵獲作戦を継続し一定時間経過で撤退していく。この時スクリームがオーシア軍の回線でトリガーへ捨て台詞を吐いて撤退していくため作戦終了後にロングレンジ部隊の面々は訝しむが指揮官のクレメンス准将は一笑に付す。
SP MISSION2
DLC第5弾のSP MISSION2「Anchorhead Raid:アンカーヘッド急襲」ではアンカーヘッドに駐留していたエルジア軍を壊滅、帰投しようとするストライダー隊をアンカーヘッド上空で急襲、ストライダー3、ランツァにミサイルを撃ち込み撤退させ、その支援をするトリガー、カウントと交戦する。
≪聞いてたろ3本線 お前を墜とさないといけない≫
≪撤退はしない! 逃がしもしない! 決着をつける!≫
クレメンス准将から彼ら姉弟に対して撤退が促されるが拒否してトリガーへと襲い掛かる。この時の会話からクレメンス准将はトリガー暗殺をミミック隊に依頼していたと推察され、オーシア軍の回線を使いトリガー、カウントへ語りかけながら戦う。ジャミングはロックオン速度低下とロックオン解除を行う物に強化されており、撤退前のランツァの発言より被弾直前までアラートが鳴らずレーダーにも映らないステルスミサイルを放ち、ポストストールマニューバでこちらを翻弄する。交戦中、誘導砲弾発射訓練中のアリコーンより広域制圧弾頭が飛来する為終末誘導を行うSLUAVを撃墜するか範囲外へ逃れる必要もある。苦戦しているとストライダー2、カウントの提案でカウントが囮となり片方を引き付ける戦法を取ってくれる。
ECMが厄介なためEMLやTLS、PLSL等の無誘導兵装が有効、
姉弟のどちらかを先に撃墜するかによってその後の展開、BGMも変化する。
レイジを先に撃墜した場合
機体の爆発に巻き込まれたのか動揺する姉へ語りかける途中で無線が切れ、アンカーヘッドの空に散る。
≪馬鹿! 集中しろ! 3本線を墜と≫(通信途絶)
スクリームを先に撃墜した場合
≪スクリーム!!≫
≪ちっくしょうやりやがったな!! この野郎やりやがった!!≫
≪絶対殺してやる絶対!≫
姉の死と共に姉と全く同じ口調で激昂、非常に苛烈な攻撃を行い機動も鋭くなりミサイルも4発乱射してくる等一気に強化される。
≪奪いやがって!≫
≪たった1人の!≫
怒りをぶちまけながらトリガーと戦うも撃墜、機体の爆発まで余裕があったらしくベイルアウトをAWACSロングキャスターに促されるも拒否、墜落し機体と運命を共にした。
≪やっぱりだ 俺達はこんな死に方しかできない!≫
≪だがな3本線! お前が作る世界より地獄の方がマシだ!≫
≪俺達はそっちへ行く!≫
≪先に行ったあいつを追いかけ≫(通信途絶)