スペック
全高 | 14.6m |
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全幅 | 16.2m |
全長 | 41.3m |
重量 | 500t |
スピード | マッハ1.3(大気中) |
出力 | 500万馬力 |
概要
バトルオリオンシップの艦首に搭載された主砲に、巨大化したオリオンキュータマがドッキングする事で誕生したキュウボイジャーで、オリオン座系スペースオービター。
『オリオンガン』5基を装備した頑丈な多重装甲『スタートップ』と、中央の推進機構『オリオンテールユニット』で構成された機体で、バトルオリオンシップの動力炉兼中核となる。オリオンバトラー合体時には、「テイクオフ!」の掛け声と共にバトルオリオンシップから分離し、棍棒モードへと変形する事により、オリオンバトラーの右腕及び武器を構成する。
その立ち位置上、専属のパイロットはおらず(変形・モードチェンジ操作はサイコーキュータマから行われる)バトルオリオンシップの起動以降は常時実体化してブリッジ兼主砲となっている。
なお、オリオンキュータマを出現させたキューエナジーは、惑星チキュウに遺されていたオライオンの遺品である棍棒から生じており、ボイジャーの外見へも反映されている。またその一方で、“球状パーツから伸びた右腕と棍棒”の機体構造はオリオン号の物を簡略化している。
オリオンボイジャー初登場回の前話でオリオン号がチキュウ近海で轟沈した際、彼の宿らせていたキューエナジーがオリオンボイジャーの実体化時に取り込まれ影響を与えた可能性があるが、本編中特に言及される事は無かった。
しかしオリオン号を13番目の救世主と認めたキュウレンジャーらは、こうしたバトルオリオンシップの妙なイレギュラーを「オリオン号がオリオンボイジャーに生まれ変わり、バトルオリオンシップの力を手にした」と言う解釈に落とし込んだらしく、バトルオリオンシップの事を引き続き『オリオン号』と呼び続けた。