概要
このイスに座ると「全自動おまかせ装置」が起動し、あらゆる事において座った人間の世話をしてくれる。椅子自体に飛行機能があり、座ったまま移動も可能。
しかし一度全自動おまかせ装置を起動してしまうと、本人の意思を無視して強制的に世話をされてしまうので、以下のような欠点もある。
- 他人が当人を降ろそうとしたり、全自動おまかせ装置を解除しようとしたりすると電撃やアームで攻撃してまで阻止しようとする。
- 本人が降りたいと言っても無理矢理座らせられ、安全に降りる事すら出来ない。
ストーリー
便利な椅子のテレビ通販を見たドラえもんはのび太はパパが本当はこの椅子が欲しいのではと思うもののその晩はそのまま就寝。翌日のび太が帰宅してくると自分の部屋にこのオールマイティ・チェアが置いてあり、パパのためにドラえもんが取りよせたのだと思ったのび太は試しに座り色々試してみるが、そこにドラえもんが帰ってきて「お試し品だから返せ!」とのび太から取り上げようとするも、この椅子が勝手な自己判断でドラえもんを振り切りのび太を連れて外出。
そしてのび太はこの椅子を使い空地でジャイアンの必殺シュートを止めたり、しずからとバトミントンをしたりするが、ズルをしていると疑われたり、強く羽根を撃ちすぎだと非難されたりと全然楽しくなくのび太はこの椅子から降りようとする。しかし、当の椅子がのび太を下ろそうとせず、のび太を助けようとするドラえもんにも攻撃を始めたため、ドラえもんはジャイアンやスネ夫、しずかに助けを求めた。
3人とも始めは断ったが、すぐにドラえもんの訴えや助けを求めるのび太を思い出しのび太の元に集まった。ジャイアンとスネ夫が椅子につかみ掛かっている間にドラえもんがリセットボタンを押し何とかのび太は救出されたが、返却する前にパパが仕事から帰宅し椅子に乗ってしまったので結局元の木阿弥になってしまった。