概要
カズ（カズチャンネル）は福井県を拠点に活動するYouTuberである。UUUM所属。
本名は勝村 和央（かつむら かずひさ）。Kazuと表記されることも多いほか、他のYouTuberや編集メンバーからは主に「カズさん」と呼ばれている。
家電やカメラ、スマートフォンなどのガシェットレビューや筋トレ、アウトドア系の動画を投稿する「カズチャンネル（Kazu Channel）」をメインチャンネルに、サブチャンネルとしてマインクラフトを中心にゲーム実況を行う「カズゲームズ」、料理動画を投稿する「カズ飯」、妻を含めた編集メンバーとのゆるいライブ配信やVlogを投稿する「カズさんの村」、リフォーム・DIYの動画を中心とする「勝村工務店」を運営している。
個人でのWebサイト制作の仕事の傍らブログの執筆を始め、2010年よりYouTubeチャンネルを開設、のちにYouTubeに主力な活動の場を移した。
YouTuberとしてはUUUMに所属しているが、編集などチャンネル運営全般のためのチームとして株式会社カズチャンネルを経営している（※自身のWeb制作会社が前身となっている）。
2021年には、叔父の後を継ぐ形でシアターハウスの取締役社長に就任。また2023年頃からは宿泊施設をオープンさせるために別荘を購入し、DIYで改築・改装を行っている。
電気工事士の資格（第一種）を持っており、これを活かした動画も投稿している。
カズチャンネルの開設は2010年（さらに、テスト投稿や依頼による代理投稿も含めれば2008年頃から活動歴がある）と、日本のYouTuberとしてはHIKAKINやジェットダイスケ、MEGWINなどと並ぶ最古参の世代であり、活動休止やチャンネル縮小なども珍しくない中、現役で精力的に活動し続けている数少ない存在である。
マイクラ実況は2015年から行っているが、こちらも日本のYouTube上の実況者としては古参であり、若年層にも知られる存在となっている。
また、チャンネル規模が大きいYouTuberの活動拠点が東京や大阪などの大都市に集中しがちな中、（出張こそ多いものの）投稿開始から2024年現在に至るまで一貫して福井県内で活動を続けており、地方で活躍するYouTuberのパイオニア的存在となっている。
私生活では2014年に福井県在住の女性（エリちゃん）と結婚。2016年に長女、2018年に次女、2020年に三女が生まれている。なお、本人は三人兄弟の長男である。
プロフィール
略歴
本人によれば、学生時代は勉強ができる方でもスポーツ万能というわけでもなく、あまり目立たない存在であったとのこと。中高生の頃は柔道部に所属していた。
福井県立春江工業高等学校（現在は統合に伴い廃校）卒業後、電気工事士として大手電気工事会社に入社。1年半ほど勤めた後、叔父の経営するプロジェクタースクリーン製造・販売会社のシアターハウスに転職する。
スクリーン製造の仕事に加えて、当時としては珍しかった製造業者によるネット通販事業に関わったことでネットの方に興味を持つようになる。働きながら独学でWebデザインや撮影の技術を身に着け、Web制作会社を立ち上げて独立した。
2010年にチャンネルを開設。YouTubeを始めたきっかけは、ガジェットレビュー系の動画を探していた中でたまたま見かけたジェットダイスケの動画に衝撃を受けたことが大きいとのことで、また話下手を克服したかったのも一つの理由だという。
カメラや家電などのレビュー動画をいくつか投稿していたが、2011年に投稿した100日間で90キロから22キロ減量する様子を3分にまとめた動画がYahooニュースのトップに載るほど話題となり、一躍ブレイクを果たす。
2012年には『YouTube NextUp 2012クリエイターキャンプ』のメンバーに選ばれた。
また、当時24時間テレビの100kmマラソンに勝手に並走して謎の男として話題になっていた。
この頃、再生数が安定してきたことでYouTuberに専念することを決め、他の制作会社に1〜2年かけて引き継がせる形で仕事を譲り、Web制作会社を畳んだことを明かしている。
2013年夏より、友人の伝手で知り合った女性・エリちゃんと交際を始める（ちなみに、エリちゃんは上述の「勝手に並走」の様子をテレビでたまたま見ていたらしい）。同年末に東京ディズニーランドで公開プロポーズ・見事成功し、その様子を収めた動画を公開したところ大きな反響を呼んだ。
また、このプロポーズの少し前に、立ち上がって間もないUUUMに加入。本人によれば3〜4番目あたりに加入したとのこと。
2014年1月にエリちゃんと入籍。結婚式の様子を収めた動画にて初めてエリちゃんの顔を公開し、以降動画内のアシスタントなどで出演するようになった。
2016年にはクライマックスシリーズのソフトバンク戦の始球式に登場した。
2017年には豪雪災害の中福井県の被災の現状を伝える動画を投稿し、ふるさと納税の方法を拡散するなどして支援を呼びかけた事で福井県への支援が多く寄せられることになった。
2021年には、シアターハウスの代表取締役に就任。
また2022年には自身の趣味であるアウトドアのグッズ・アパレルを製造するブランド「*和来-Waku-*」を立ち上げ、企画、デザイン、テストなども自ら行って製品を開発している。
2023年には視聴者から有志を募る形でマラソンチーム「チームメロス」を立ち上げた。
他のYouTuberとの関係など
長弟の「ともさん」はキャンプ系YouTuberとして活動している。元Yahoo!Japan社員で、過去Yahoo!に取材に行ったことがある。
ドリキン（drikin）・中田ヤスタカ・瀬戸弘司とは「散財兄弟」として、日々カメラやスマホグッズ中心にガジェット情報と愛を語り合っているらしい。
UUUMが所属クリエイター同士の交流を推奨していることから多くの所属者と面識があり、世代の近い釣りよかでしょう。やじゃじゃーん菊池などと仲が良い。
特にまぐにぃ、ぽこにゃんのこみちんとは趣味が合い、3人で「ズボラキャンプ部」（当初は「UUUMキャンプ部」であった）として一緒にキャンプをする動画を定期的にアップしている。
カズクラ
ゲームチャンネル「カズゲームズ」のメインコンテンツとなる、マインクラフト実況シリーズの通称。また、カズゲームズ内での本人の愛称としても使われている。
エンターテイメント性を重視したプレイスタイルで多くのフォロワーがいる。
視聴者を楽しませることを最優先するスタンスであるため、状況によっては自身が爆死することもいとわず、また他のプレイヤーを罠に嵌める卑怯なプレイで笑いと見せ場を作ることもしばしば。
2019年ごろから「師匠」であるまぐにぃ、ドズル、ぼんじゅうるらとワールドを共有しお互いにイタズラを仕掛け合うというスタイルを確立し、以降1年毎にワールドを新規作成してプレイしている。年によってメンバー間の絡むスタイルは意図的に変更されている。
参加するメンバーも徐々に増加し、2023年現在ではドズル主導のもとアツクラワールドにて総勢20名のプレイヤーが思い思いのプレイを行っている。
2022年の10月に、カズクラのワールドに住み着いた謎のパンダさかいさんだーが登場。
当初は色々とキャラの試行錯誤があったが、最終的に「3歳の女の子パンダ」となり、カズクラの相棒として定着した。
ちなみに、メインチャンネルなどでの本人の発言によれば、（コラボ以外は）主に早朝に収録しているとのこと。
関連タグ
YouTuber ゲーム実況者 UUUM まぐにぃ こみちん
さかいさんだー ドズル社 ドズル ぼんじゅうる おおはらMEN おんりー おらふくん じゃじゃーん菊池 きおきお たいたい
