概要
ブラウザゲーム『艦隊これくしょん』に登場する艦娘達がカメラを持っているイラスト作品に付けられるタグ。趣味や公務(?)でカメラ撮影をしている姿であったり、あるいはファッションの一環としてカメラを持ち歩いている姿であったりとその様子は様々。
公式からの展開
尚、一部の艦娘には様々なイベント等でカメラを持った公式のイラスト・ビジュアルが公開されている。
月刊コンプティーク2015年5月号のピンナップ、娘TYPE2016年11月号、及び2018年・2019年の佐世保市とのタイアップイベント「佐世保鎮守府巡り」「130th SASEBO 2019」で披露。コンプティークと佐世保イベントでは肩から二眼レフカメラを下げた姿が、娘TYPEでは首から一眼レフカメラを下げた姿が描かれている。コアな時雨提督には、カメラは「記憶」を意味する時雨のアトリビュートであるという解釈がされたこともあるとか。
2017年9月開催の第肆回「艦これ」観艦式に合わせて実装された、期間限定グラフィック「観艦式mode」にて初披露。娘TYPE2017年11月号でも同じカメラと服装のイラストが表紙絵として描かれている。プロ仕様の一眼レフカメラ(有志提督の分析によればニコンの「「D5」」だという)を持ったガチさ加減から、名前とフィルム感度の規格を掛けて「ISO波」なる呼び名も誕生している。
磯波と同じく2017年9月開催の第肆回「艦これ」観艦式に合わせて実装された、期間限定グラフィック「観艦式mode」にて初披露。こちらも娘TYPE2017年11月号でも同じカメラと服装のイラストが表紙絵として描かれている。こちらはコンパクトデジタルカメラ(リコーの「GRⅢのロゴをGRからUranamiのURに変えたもの?)を所持。
2019年9月開催の佐世保市とのタイアップイベント「130th SASEBO 2019」に合わせて運営Twitter上にて披露。カーキ色のレンジファインダーカメラ(有志提督の分析によればライカの「Mモノクローム」のうち、京都店で10台限定で販売された特別モデルとされる)を構えている。
尚、磯波、浦波、北上の持っているカメラの市場価格はそれぞれ31万、12万、117万と、とても気軽に買えるとは言えない代物揃いである。彼女達の給与体系は一体どうなっているのだろうか……
ジャーナリスト風のキャラ付けがなされている青葉には意外にもゲーム準拠のデザインでのカメラを持ったイラストは存在しない。ただし、公式メディアミックス作品群では劇場版におけるマミヤ光機(現マミヤ・オーピー)のスプリングカメラ「マミヤシックスオートマット」を構えた青葉が登場している。
余談
史実の日本海軍ではカメラをはじめ測距儀などの光学兵器の多くを日本光学(現ニコン)に発注していた。というよりも、むしろ国産光学兵器の開発を目的に海軍が元々航海計器を製造していた東京計器の光学部や岩城硝子(現AGCテクノグラス)の反射鏡部門を分離統合、三菱の岩崎小弥太の出資もあって設立されたのがニコンである。このような経緯もあり、同じく国産光学兵器開発のために陸軍の働きかけで設立された東京光学(現トプコン)とともに軍需光学機器製造の双璧として「陸のトーコー・海のニッコー」と並び評されていた。