カルボネミス

かるぼねみす

古第三紀暁新世のコロンビアに生息していたカメ。

概要

新生代最初の時代である古第三紀暁新世に生息していた曲頸類。

学名は「炭のカメ」の意味。

約20cmの潰れた頭骨の化石が最初に報告され、カルボネミスの名こそ与えられなかったものの、甲羅の化石も発見されている。

それによると、甲長170cm以上に成長した可能性が高いと思われる。

ヨコクビガメなどの近縁種などからの推測では主に水中で生活していた可能性が高いが、リクガメの様に陸上生活している復原画も多い。

食性についても諸説あり、近縁種は肉食傾向の強い雑食のため主に肉食とされ、ワニなど大型爬虫類や魚などを捕食していたと考えられる一方、植物食とする考えも僅かながらある。

関連タグ

カメ