演:原沙央莉、肘井美佳(カルマの声)
概要
通常のホラーよりも強大な力を持った7体の使徒ホラーの内の1体であり、『RED REQUIEM』における黒幕。
人間に憑依する通常のホラーとは違い、カルマは鏡に憑依する使徒ホラーである(通常のホラーにも物に憑依したホラーはいるが)。
普段は鏡の中で作りだした迷宮の中に潜んでおり、手下のクルスやシオンに指示を下している。
人間を捕食する際は人間の欲望を鏡に映しだし、それに魅せられた人間の陰我を食らうというものであり、烈花の父親であるケンギもカルマに捕食されていた。
また、冴島鋼牙が召還した牙狼の鎧を魔境空間に封じると言う前代未聞の初見殺しを行った(だが、終盤で鋼牙を引きずり込んだため、鎧を取り返されてしまう)。
露出度が高い紫色のドレスを着た美しい女性の姿をしているが、戦闘時には後述の異形の姿となる。
ホラー態
カルマの本来の姿。
四肢が無数の鏡の破片で構成されており、過去作に登場したホラーであるメシアを彷彿させる白い裸身の女性型ホラー。
四肢を構成している鏡の破片を自由に操り、それを翼や武器に変形させて攻撃する。
末路
劇中の終盤で冴島鋼牙と烈花を魔鏡空間に引きずり込んで苦戦させたが、最期は皮肉にもカルマが今まで捕食してきた英霊達の力を借りて竜陣牙狼に変身した鋼牙によって倒された。
余談
カルマの声の吹き替えを担当した肘井美佳氏はTVシリーズでは御月カオル役を演じていた。
更にカルマを演じた原沙央莉氏はのちに松野井雅という名義でTVシリーズ第5期『牙狼〈GARO〉-GOLDSTORM- 翔』のアミリ役を演じていた。
関連タグ
ミラーモンスター…同じく鏡に相手を引き込んで人間を捕食する敵つながり。
メタルクラスタホッパー…同じく無数に生み出した銀色の破片を武器に変える能力を持つ。