概要
CV:鈴木真仁
ビックリマン2000の主要キャラクター。天助ポーチと並ぶ「バカのフォロー役」でもある。
シャーマンカーンの書いた本「百化辞典」(通称:ものの本)を愛読しているちょっと気弱な少年で、チーム内の頭脳的存在。
二つ名の変遷は賢守カンジー→聖賢守カンジー(凶悪魔編)→賢聖大臣カンジー(集中豪無編)。
かけている「千里ゴーグル」(凶悪魔編からは「ハイパー千里ゴーグル」)は敵の弱点を分析するなど様々な機能がある(凶悪魔は分析不能だったが)。実は度入りで、ゴーグルを外すと目が3の字になるほど視力が悪い。
人物
主人公タケルの呼び方はアニメが「タケルさん」、漫画版が「タケルくん」。
普段はおとなしいが自動車を運転したりすると人格が変わり、暴走してしまうのが玉に瑕?
ケーシーという友人がいる。彼によるとカンジーは「学校一の秀才」。
あと、かわいい。
どのくらいかっていうとアニメ版キャラデザイナー・野田康行氏が自身のサイトで
「放送当時、カンジーを描く時は常に「カンジーは女の子」って意識で描いてました。」
などとのたまったほど。
ほかにも氏のサイトではいろいろなカンジーのイラストが公開されていた(現在HPの公開は終了)。
コロコロコミックス版でもショタ全開の少年として描写されており、裏表なく接するタケルには友情以上の感情を垣間見せることも……?(何分にも少年誌なのでそこまで露骨ではなく、精々「女の子っぽく照れる反応」として描写されるくらい)。
上記の野田氏のサイト以外でも何かとヒロイン扱いされており、本編でも典型的ヒロインのお約束たる拉致・監禁・拘束・洗脳・暗い過去といった要素を完備しているうえ、第21話では彼の見ていた夢がポーチの見た夢(運命の天使様と出会う)と混ぜ合わされた結果、男に迫られるという何ともアレな絵面になってしまっている。
集中豪無編ではれっきとした大人になっているのだが、一時期タケルと同棲していたり(嘘は言っていない)、「んもー、タケルさんたら―!」といちいち口調が可愛かったりと、その男子力(ヒロイン)はまだまだ健在のようである。
※現在集中豪無編も公式サイトの公開は終了しているのだが、ネット上を探せば当時のデータが残っているはずなので興味のある方は調べてみるのも一興かもしれない。
関連イラスト
凶悪魔編の服。(画像左上。下がタケル、右が天助ポーチ。)
集中豪無編。右はポーチの成長した姿・天助ポーチ先生。
この年になってようやく皮肉の一つも言えるようになったり、彼女ができたりと男としての甲斐性も成長している様子。