ガイヤー
がいやー
身長:15m
体重:250t
巨大合体ロボット・ゴッドマーズを構成する「六神ロボ」の内の一体。搭乗者は明神タケル。ゴッドマーズのエネルギーコアとなる存在であり、合体時は胴体を構成する六神ロボのスフィンクスの内部に完全に格納される。
普段は太平洋上の明神礁の石像の中に隠れているが、常時タケルの脳波とリンクしており、有事の際にはタケルからのテレパシーを受信し彼の元へと飛んでいく。操縦も脳波によって行われ、戦闘時はタケル自身の持つ超能力を増幅し指先から放つガイヤーカッターや掌からの衝撃波などを繰り出す。
強大な反陽子エネルギーを動力源としているが、一方で動力源自体が巨大な爆弾にもなっており、タケルが死亡するとその反陽子爆弾が起動、惑星を吹き飛ばす大爆発を起こし、逆に本機を破壊しても同様である。
そのため当初はズール皇帝によって利用され、拉致されたタケル共々、爆弾代わりに地球に送り込まれていた。拒否の返答も折り込み済みで暗殺者を次々刺客として送り込んだ。
ガイヤー自身も敵戦闘機を軽く蹴散らせる程には強いが、司令官クラスの駆るエスパーロボの前には流石に苦戦を強いられることが多く、しばしばピンチに陥ってはゴッドマーズに合体していた。
そのため劇中の戦闘シーンは「ガイヤーが前座として雑魚を蹴散らす」→「敵巨大ロボの前に苦戦」→「六神合体」→「ゴッドマーズで大逆転」という流れが一種の様式美となっている(一方、敵の側もゴッドマーズへの合体を阻止せんと、タケルの脳波を遮断させたり様々な策を弄していた。逆に言えば、合体を許した時点で負けが確定するほどゴッドマーズが絶対的な存在だという証左でもある)。
よくゴッドマーズが「存在自体が必殺技」と揶揄される所以である。
ちなみにゴッドマーズとは違い、作画上でもよく動く。