概要
型式番号はEBシリーズではAMX-001、旧キット「1/144 ガ・ゾウム」プラモデル説明書ではMMT-1とされており、『A.O.Z Re-Boot』では前者を踏襲している。
アニメ『機動戦士ガンダムΖΖ』放送当時は文字設定しか存在せず、可変機であるとも非可変機であるとも言われていたが、メカニックデザイン企画『A.O.Z Re-Boot』でデザインが設定され、非可変のモビルアーマー(MA)という形で決着した。
アクシズで開発された作業用小型モビルアーマー。ガザシリーズの一番手。
一年戦争末期に開発されたモビルポッド「オッゴ」の設計を参考としており、オッゴで採用された胴体両脇のドラムフレームなども踏襲されているなど、原型であるオッゴの意匠を色濃く残す外観をしている。
脚部としても使用可能なクローアーム2基と、オッゴから流用した作業用の伸縮式小型マニピュレーター、防護板を兼ねたバインダーを持つ。
クローアームはガザタイプ試作型の脚部と酷似しており、可変モビルスーツ(TMS)となった後続のガザシリーズのモビルアーマー形態の原型となっている。また、オプションの巨大クレーンを装備した機体や、移動砲台として武装化された機体もあったという。
アクシズの他に火星のジオン残党組織「火星独立ジオン軍」(ジオンマーズ)でも生産・運用されており、ジオンマーズ仕様の機体は内装が火星環境向けに変更されている。
バリエーション
ガザM
型式番号AMX-003M
『A.O.Z Re-Boot』に登場。
第一次ネオ・ジオン抗争後、火星の地下水脈で運用するためにジオンマーズが開発した水陸両用ガザシリーズ。型番はガザC系列のものだが、実際のベース機はガザAである。
詳細はガザMを参照。