概要
型式番号AMX-003M。
Web企画『A.O.Z Re-Boot』および漫画『A.O.Z Re-Boot ガンダム・インレ-くろうさぎのみた夢-』に登場。
第一次ネオ・ジオン抗争後、火星の地下水脈で運用するために火星独立ジオン軍(ジオンマーズ)が開発した水陸両用ガザシリーズ。
改造元となったのはガザAであり、クローアームやバインダーなどは水中用の改修を加えたガザDのものを装着している。型番はガザC系列のものだが、ガザCの部品が使われているとの設定はない。
クローアームがMSの脚部と兼用のものになったため火星の重力下でも歩行が可能になったが、基本的には水中用モビルアーマー(MA)として用いられる。推進器は水中用のものに変更され、新たに武装として大型ミサイルポッドやアッグ武装型の4連装ミサイルランチャーを装備している。
頭部はカプールのものが流用されており、ここ以外にも胸部装甲や股間部などは同じくジオンマーズの運用するガ・ゾウムマリンタイプと共用化されていることが見て取れる。
ジオンマーズと対立するジオン残党組織「レジオン」が有するガンダムTR-6[インレ]の奪還作戦「輝ける星作戦」に投入されており、インレを建造中の氷河地下秘密基地へ攻撃を仕掛けている。
バリエーション
ガザM(掘削作業仕様)
漫画AOZRe-Bootに登場するガザMの改修機。
形状はアッグに近い。
宇宙世紀0091年10月に火星で起こったティターンズ残党及びジオンマーズ軍の「インレの翼」奪回作戦、通称「輝ける星」作戦で使用された機体。
パイプライン事故により破棄されているレジオン軍の坑道へ侵入路を作るために2機が作戦に投入された。
腕の部分は3連ドリル仕様へと変更されている。
またモノアイ部分下には暗い氷河の坑道を照らすサーチライトが追加された。
オプションの円筒ミサイルポッドはアーリー・ヘイズルへ転用されている。