概要
歴代国王は「ガルディア〇世」と称されている。現在の国王はガルディア33世で、娘はマールディア王女。
まるで世界に唯一の国家のように見えるが、領地や国境についての詳しい描写はないだけで他にも国家が存在する可能性はある。
魔族が暮らしているメディーナ村がある隣大陸や遠く離れたチョラス町がある大陸をガルディア王国が治めていたとは思えず、唯一徒歩で行き来が可能な南の大陸にあるパレポリ町は次回作で“軍事国家”となってガルディア王国を滅ぼしてしまう。
クロノトリガーの世界において、「B.C.」「A.D.」はそれぞれ紀元前と紀元後ではなく、ガルディア王国建国年を元年として「王国暦前〇年」「王国暦〇年」と表現されている。
クロノたちが暮らす「現代」はA.D.1000であり、建国1000年を祝して盛大なお祭りが開かれている(後述)。
地名
ガルディア城
ガルディアの森を抜けた先の高台に存在する王城。外装・内装ともに中世の時代から変わっていないが、兵士たちは中世は甲冑姿、現代はガードマン風である。
中世のヤクラ騒動をきっかけに「王国裁判」が開かれるようになり、有罪判決が下った者は「空中刑務所」という巨大な牢獄に連行される。
王城には隠された地下があり、あるサブイベントをこなすことで虹色の化石が秘宝として飾られることになる。
ガルディアの森
中世、現代双方に存在。ガルディア城へ向かうには毎回ここを抜けなければならない。
一応シルバードが手に入れば城前に直接降りることができる。
序盤のダンジョンらしく弱いモンスターしか出現しない。また、ある茂みを調べるとモンスターが「シェルター」を必ず落としてゆくため、無限生産できる。
リーネ広場
A.D.1000にのみ存在。建国1000年を記念して「千年祭」が開かれているにぎやかな広場。
中世の王妃であったリーネの名を冠しており、中央にあるシンボルの鐘にはリーネの鐘という名前が付いている。
クロノトリガーの物語はこの広場で始まり、この広場で終わると言える。
広場ではさまざまなミニゲームを楽しむことができ、特定のゲームをクリアすると「シルバーポイント」を得ることができる。
これは「ベッケラーの実験小屋」でゲームを遊ぶ際に使用することになる。
そして、物語序盤このリーネ広場でとった行動が後の裁判の判決に影響する。
詳しくは→王国裁判
マノリア修道院
中世にのみ存在。ヤクラの配下である魔物たちの巣窟になっており、シスターたちは全員ミアンヌである。
教会の裏に広大なダンジョンが広がっており、魔王を讃える魔物たちであふれている。
ストーリー上では、さらわれたリーネ王妃の行方を探っていたカエルと初めて出会うことになる。