概要
主にアニメ『ガールズ&パンツァー』(ガルパン)を愛する中年男性の事。
または大洗町に足しげく通う人のことをこう呼ぶこともある。
プロレスラー蝶野正洋の異名としても知られる。詳しくは本人の項目へ。
テレビアニメシリーズの続編である『ガールズ&パンツァー劇場版』を境に増えていったと言われており、感動のあまり「ガルパンはいいぞ」としか口に出来なくなったり劇場へ向かった当時の興奮を抑えきれず何度も見に行ってしまうといった症状を抱えているらしい。
2023年10月より公開された劇場版『ガールズ&パンツァー最終章』第4話の上映後は「ガルパンはやばいぞ」という新たな派生言葉を生み出している。
漫画家の池上遼一などは「年甲斐もなく『ガルパン』にハマってしまいました」と言った時点で70歳の老年なので「ガルパンおじいさん」とも言えるが、あまり一般的な呼称ではない。ちなみに作品の主な舞台となっている大洗町を聖地巡礼で訪問するガルパンおじさんやファンのことを地元民は親しみを込めて「ガルパンさん」と呼ぶ人もいる。聖地巡礼をしながら大洗で買い物や食事をするガルパンおじさんは東日本大震災の津波で大きな被害を受けた大洗の復興と町おこしに貢献したと言える。(大洗の記事も参照)
ガルパンおじさん化
2022年にガルパンの放送開始から10周年を迎えたが、未だに本作は完結していない。原因は2017年から始まった上記にある最終章の最新話公開までの製作スピードが約1年半~2年単位と長いことにある。全6話のうち4話まで公開されている(2023年10月現在)が、このスピードで進めば完結するのは早くても2027年になる見込みである。
当然ながらファンの高齢化も同時進行しており、SNSでは「本当のおじさんになってしまった」もしくは「終わる頃にはおじさんになってそう」という書き込みが散見される。また、完結する前に寿命を迎えてしまうのでは…?と心配する高齢ファンの声も少なからずあったりする(実際に制作に携わってきた人物が完結前に亡くなるケースがある)。
「ガルパンおじさん」は決して揶揄や例えというわけではなく、ファンである以上は「明日は我が身」であり、今は少年や青年に分類される者もいつかは中年に分類される日が来るという戒めにもなっている。