カードテキスト
効果モンスター
星5/闇属性/悪魔族/攻 0/守2400
このカードは2000ライフポイントを払い、手札から特殊召喚できる。
このカードをエクシーズ素材とする場合、闇属性モンスターのエクシーズ召喚にしか使用できない。
概要
「COSMO BLAZER」で登場した闇属性・悪魔族の上級モンスター。
ライフを2000支払うだけで手札から特殊召喚でき、ガーベージ・オーガの効果でサーチも可能。
しかも特殊召喚には「1ターンに1度」の制限も無いので、(大きめのライフコストにさえ目を瞑れば)一気に複数並べるのも容易い。
そのためランク5のエクシーズ召喚にもうってつけ……と言いたい所なのだが、そのエクシーズ召喚先が闇属性に限定されているのが難点。
闇属性のランク5は意外と選択肢が少なく、汎用カードとして使うには難が残る。
一方でそれ以外の召喚には何ら制約が無いので、シンクロ・リンク素材や、リリース要員として使うのも手か。
アニメではDr.フェイカーが使用。
先攻1ターン目からガーベージ・オーガで1体をサーチし合計3体を特殊召喚、No.53偽骸神Heart-eartHのエクシーズ召喚に繋げた。
なお、アニメではライフコストが1000かつエクシーズ召喚先の縛りも無かった。アニメでの初期ライフは4000なので一見妥当に見えるが、このときDr.フェイカーは(3対1のハンデとして)初期ライフ12000で臨んでいたため、OCG化に際してライフコストがより重くなったと言える。
『マスターデュエル』では、2022年2月17~24日に行われた同作初のイベント「エクシーズフェスティバル」にて、高速で敗北するための手段として悪用されてしまった事がある(一部のゲーム作品においてはサレンダーしなければ敗北でもデイリー等の報酬が得られるため、負け試合を高速で繰り返し報酬獲得を狙うプレイングがなされる事がある)。
その結果、ゲーム内イベントの勝利報酬が上方修正されたり、これ以降のイベントにおいて(このカードを含め)ライフロス関連のカードが禁止指定を受けた上で開催されるなど、良くも悪くも注目される事となってしまった。
(もっとも、自滅デッキ自体これが初出ではなく、『デュエルリンクス』でも以前から一部で同様のデッキが使われている他、さらに遡れば家庭用ゲーム機向けの一部作品でも前例があった。何故公式は学ばなかった……)