概要
闇バクラが使用。
カード名の「ネクロフィア(英語版ではNecrofear)」は「死体の」を意味する「ネクロ(necro-)」ないし「ネクロマンサー」に「恐怖」を意味する「フィアー(fear)」を組み合わせた造語と推測される。
pixivにおいてはモンスター単体の他に、闇バクラと共に描かれることが多い。
カード性能
カードテキスト
特殊召喚・効果モンスター
星8/闇属性/悪魔族/攻2200/守2800
このカードは通常召喚できない。
自分の墓地から悪魔族モンスター3体を除外した場合に特殊召喚できる。
(1):モンスターゾーンのこのカードが相手によって破壊され墓地へ送られたターンのエンドフェイズに、相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動する。墓地のこのカードを装備カード扱いとしてその相手モンスターに装備する。
(2):このカードの効果でこのカードが装備されている場合、装備モンスターのコントロールを得る。
解説
自分の墓地に存在する悪魔族モンスター3体をゲームから除外し特殊召喚するが、召喚条件に種族に指定があるため、悪魔族が多いデッキで組むほうが良い。
効果は相手によって破壊(自爆特攻も含む)され墓地へ送られたターンのエンドフェイズ時、このカードを装備カード扱いとして相手フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体に装備し、コントロールを得る。この効果を使って相手の上級モンスターを奪うことができる。
ちなみにコントロールを奪う対象は破壊した相手モンスターに限らない。効果破壊にも対応しているので間違いにくいと思うが。
また、装備カードとなった場合、「相手によって破壊され墓地へ送られた場合」は発動しない。こちらは再録によるエラッタでモンスターゾーンから墓地へ送られた時という形で明言されるようになった。
1回でも正規手順で特殊召喚すれば蘇生可能。
効果は有用で、時には環境の高速化に負けじと、【お触れホルス】ロックの要の打破や、シンクロモンスターなどの奪取といった動きを見せることから、原作登場から5年以上経った現在も、悪魔族主体のファンデッキなどに投入されている。
墓地に3体溜まるのを早める手段としては、高等儀式術やクリバンデット、ジャイアントウィルスなどが検討できる。このモンスターそのものを調達する場合は、魔犬オクトロスが候補に挙がる。
アニメ・原作
闇バクラが使用。原作はOCGと異なるカード効果になっている。
このカードは通常召喚できない。 |
自分のターンで数えて5ターン以内に攻撃表示で自分の墓地へ送られたモンスター3体をゲームから除外する事で特殊召喚できる。 |
破壊され墓地に送られた場合、相手ターン開始時ごとに相手プレイヤーに気づかれずに相手モンスター1体に憑依する。 |
憑依されたモンスターの攻撃宣言時にその攻撃を無効化し、そのモンスターの攻撃力の半分のダメージを相手プレイヤーに与え、その数値分自分のライフを回復する。 |
フィールド上から墓地に送られる事で、「ウィジャ盤」を発動する。 |
このカードが墓地を離れることで、自分フィールド上の「ウィジャ盤」の効果は無効化される。 |
この効果が使用されて墓地へ送られた場合、「ウィジャ盤」を発動し、相手のモンスターに憑依する。アニメではOCGの効果に変更され、憑依する効果は、フィールド魔法「ダーク・サンクチュアリ」が必要。
攻撃名は「念眼殺」、効果ダメージ名は「スピリット・バーン」。
ちなみに原作の少年ジャンプ掲載時にはカード名が「ダーク・ネクロフィリア」となっていたが、少年誌でネクロフィリアはマズイと判断されたという事なのか、コミックス掲載時に現在のカード名に変更されたという経緯を持つ。