降霊術等に用いる文字盤に関しては→ウィジャボード
概要
「遊☆戯☆王」のバトルシティ編、闇遊戯vs闇バクラ戦で、闇バクラが使用したカード。
ダーク・ネクロフィアが墓地に置かれた時に発動する「罠・永続魔法カード」で、ターンが経過するごとに「DEATH」の文字を順に指し示し、5文字が場に揃うと相手が無条件で敗北する。
「Labyrinth of Nightmare -悪夢の迷宮-」で永続罠としてOCG化。
同時に《死のメッセージ「E」》《死のメッセージ「A」》《死のメッセージ「T」》《死のメッセージ「H」》の4枚が永続魔法としてカード化された。
ちなみに英語などの外国語版ではイラストに描かれているメッセージが「F」「I」「N」「A」「L」すなわち「FINAL」となっている。そのためあちらの「A」の文字が日本語版では「A」ではなく「T」に当たるなど非常にややこしい事になるためか、ウィジャ盤と死のメッセージを使う時は5種類を同じ言語で統一しなければならないという裁定になっている。
なお、現在のOCGのルールではこの裁定に関係なく日本の大会では日本語版しか使えないので注意。
このカードによる特殊勝利を実現するためには相手ターンのエンドフェイズにこのカードを発動して2枚目となる「E」のカードを即座に場に出し、1ターンごとに残りの3枚のカードを1枚ずつ出していく必要がある。つまり相手のターンを計4回しのぎ切らなければならない。
しかも、その間も相手が何もせずにいてくれる保証などあるはずもないので、このカードや死のメッセージを魔法・罠カードの除去から守りつつ相手モンスターの攻撃を防ぐ必要がある。
そのためにはこちらも相手を妨害するカードを出したいところだが、毎ターン自分の場が永続魔法で埋まっていくため魔法・罠カードを出す事すらままならなくなっていく。
それどころか最悪の場合、ウィジャ盤を守るために伏せたカードのせいで死のメッセージカードを出せなくなるという本末転倒な事態が起きる事も考えられるだろう。
このように特殊勝利という非常に大きいリターンと引き換えにかなり重いリスクを背負うカードである。
最近では、死のメッセージカードをモンスターゾーンに通常モンスター扱いで出す事ができる(しかも相手の効果を受けず、攻撃対象にもならない)上にコイントスという条件付きだが相手の攻撃を無効にできる効果まで持つフィールド魔法《ダーク・サンクチュアリ》などが登場したことで以前よりは多少は扱いやすくなった。
それでも永続罠・フィールド魔法を相手の除去から守りつつモンスターの攻撃も凌ぎ続けるというのはなかなかキツイものがあるが。
カードテキスト
このカードと「死のメッセージ」カード4種類が
自分フィールドに揃った時、自分はデュエルに勝利する。
(1):相手エンドフェイズにこの効果を発動する。
手札・デッキから、「死のメッセージ」カード1枚を
「E」「A」「T」「H」の順番で自分の魔法&罠ゾーンに出す。
(2):自分フィールドの「ウィジャ盤」または「死のメッセージ」カードがフィールドから離れた時に
自分フィールドの「ウィジャ盤」及び「死のメッセージ」カードは全て墓地へ送られる。